今年をふりかえって~イベント編~
2014年12月14日
こんにちは!
稲四季弁当プロジェクトです。
今日は後期行った活動の中で、主にイベントについてお話ししようと思います。
まず、9月28日に水戸ファーマーズマーケットに参加させていただきました。
水戸ファーマーズマーケットは、茨城県内の特産品・加工品や県産品を使った屋台が立ち並ぶイベントです。私たちが、水戸ファーマーズマーケットに参加するようになったのは、昨年度からつながりがある水戸の若手料理人グループ「M.Lac」の方々が招待していただいたのがきっかけです。
今回、この水戸ファーマーズマーケットで稲敷市でとれたお米のわらを使ったおもちゃづくりのワークショップを行いました。このワークショップの目的は、稲敷の魅力を市外に発信することと、昔の人がわらを余すことなく使っていたことをわら細工のワークショップを通して子供たちに体験してもらうことです。それによって「食べる」以外の食材の活用法を知るきっかけをつくろうと考えました。
当日は、たくさんの子どもたちが体験してくれて、子どもたちの熱心に取り組む姿が印象的でした!ただ、反省点として私たちがWSで手一杯になってしまい結果的には稲四季弁当のPRが十分にできませんでした。そこで、次回からは、ポスターを使った稲四季弁当プロジェクトのPRを行ったり、参加者へ稲敷について説明することで、市外へも稲敷のことを発信していけたらなと思っています。
次に10月11日に市内の小学生の親子を対象にした「畑ごはんツアー」を開催しました!
このツアーの目的は、さつまいもの収穫、調理、エコバッグづくりやネイチャーゲームなどの遊びを通して普段食べている食材の背景について知ってもらうことです。そこで、食育ツアー形式をとり、食材、育てる人、料理する人、食べる人のつながりに注目し稲敷ならではの風景のある場所をたずねました。
前回の稲四季ツアーでは、お母さん方が調理などの裏方に回ってしまっていたので、今回は参加者の子供とふれあってもらえるように、一緒にツアーを回ってもらいました。そして、参加者である小学生親子に収穫・調理・遊びを体験してもらいました。
当日は、さつまいもの収穫はもちろん、ポータブルかまどという持ち運び可能なかまどでごはんを炊いたり、稲敷の野菜について詳しく知ることができるネイチャーゲームを行ったり、れんこんやさつまいもなどの野菜スタンプをつかったエコバッグづくりを行ったりと盛りだくさんの内容でした!
食べる場づくりについて改善が必要なところもありますが、ツアーを通して親子に楽しんでもらい、収穫の喜びを実感してもらうことができ、若い世代にも稲敷の良さを広めることができました。
この2つの活動が、自立した活動として定着できるよう、例えば、稲四季弁当プロジェクトに関わるグループ(NPO法人など)を増やすといった方法をいろいろ考えていこうと思っています。
水戸ファーマーズマーケットの様子
畑ごはんツアーの様子