7/3 貝島研プロジェクト発表と今年度の活動方針
2013年07月04日
今日は貝島研プロジェクトの発表でした。
おちょうさんカフェの報告と、今年度の活動の話し合いを行いました。
アスパラガスは活動を開始して8年目。
筑波大付属病院での活動拠点SOHの整備から始まり様々な形でのアートイベントを実施して来て、ふと振り返ると過去の蓄積も増えてきています。
ここ数年は、アスパラガスが主体となってワークショップを行う、または学内からアーティストを呼んで一緒にイベントを行ってきました。
そして最近は、付属病院内でも活動を知る方が多くなり、またこのブログやfacebookを始めとしたメディアでの発信などを通して、外部の方からも反応をいただくなど、少しずつ認知度が上がって来たりしています。
病院で直接患者さんと触れ合えるイベントはとても楽しく、学ぶことばかりですが、
「アスパラが主体となってイベントを行う」だけでは手が回らなくなるのでは?という疑問と、
蓄積が増えるにつれ「新しい視点での取り組み」を行うことが難しい!という2つの課題を感じ始めています。
そこで話し合った今年度の活動方針で出たのは
①今までの活動を整理・分析したアーカイブをつくる
②それをもとにアスパラだけでなく病院スタッフと恊働で科ごと、患者さんの特徴に合わせた企画を提案する
③アスパラが必ずしもいなくてもワークショップやイベントなどが運営できるような形を模索する
でした。まだ、ちょっと整理がついていない部分もありますが、
「アスパラガスが病院にアートの種を蒔く」だけでなくスタッフさんなど病院を良くしよう、という同じ思いを持つ人たちに種を渡して、さまざまなところで蒔いてもらえたら…!
という感じでしょうか。
これまでの蓄積を活用して次のフェーズに行く時期が近づいているような気がします。
色々乗りこえなければならないこともありそうですが、頑張って行きます。
(中塚)
今後の活動テーマについて今日出た意見たち
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アスパラガス
アートの力で「病院の空気をおいしくする」ことをテーマに、2005年度から筑波大学附属病院にて活動している学生チームです。患者やスタッフと共に造形活動を行うアートワークショップやアートイベントを定期的に行っています。病院の中に彩りを加えたり、人々の関係を広げたりすることで、院内で過ごす人々の生活を豊かにすることを目指しています。