精神神経科でのワークショップ

2013年12月26日

12月25日に精神神経科にて「街を作ろうワークショップ」を行いました。

精神神経科から殺風景な部屋をなんとかしたいというお話を頂いていたので、今回はみんなで飾り付けをできるようなワークショップを考えました。
内容は、マスキングテープで窓に風景を描き、そこにゼラチンとグリセリンを混ぜた絵の具を塗るというものです。

当日は、10人ほどの患者さんと数人のスタッフさんに参加して頂きました。マスキングテープを患者さんとスタッフさんと協力して張り、それぞれ好きな色を塗っていきました。最後にマスキングテープを剝がすと、ステンドグラスのように仕上がり拍手が起こるほどきれいでした!!

スタディでは、特製の絵の具の粘度を調節するのに苦労したので塗るのがうまくいくか心配でしたが、できあがったものをみると安心しました。
今後はさらなる改善をし、もっときれいに塗れるようスタディしていきます。
精神神経科でも定期的に活動を続けていく予定ですので、楽しみにしていて下さい!!(井上)

 


アスパラガス

アートの力で「病院の空気をおいしくする」ことをテーマに、2005年度から筑波大学附属病院にて活動している学生チームです。患者やスタッフと共に造形活動を行うアートワークショップやアートイベントを定期的に行っています。病院の中に彩りを加えたり、人々の関係を広げたりすることで、院内で過ごす人々の生活を豊かにすることを目指しています。