情報・プロダクトデザイン領域

筑波大学の「デザイン」では、情報、プロダクト、グラフィックス、建築、環境の専門領域を横断型に連携した新たなデザイン教育プログラムを構築しています。

情報・プロダクトデザイン領域では、子供からお年寄りまで誰にでも使いやすいデザイン、ネットワーク上でのWebデザイン、デジタルカメラや携帯機器などのわかりやすい情報機器のデザイン、ゲームのデザイン、デジタルコンテンツ、状況に応じた機器サービス、環境にやさしいデザインの尊重など、スタイリングやUXとしてのデザインだけでなく、人とモノとの関係性や、社会に対して何をデザインするべきかについて、基礎理論と実践的科目の両面から教育を行っています。

演習科目では、具体的なモノやインタフェースの設計を通して、デザインの方法論、製品概念の設計、形態の創造、UI / UX、システムの設計等を学びます。さらに本学の総合大学としての利点を活かして、人文科学や、自然科学、社会科学、また情報科学などの方法を総合的に活用し、モノと人間との関わりを知性的な観点に加え、感性科学の研究も基盤としながら、製品として「なにを」デザインすればよいかという理論探索に挑戦しています。

学群の受験に関する情報

芸術専門学群では、2021年度入試より選抜方法別の募集人員と実技試験科目の変更を行いました。2020年度入試まで、実技試験では「デザイン1」の科目を受験する必要がありましたが、2021年度入試からはどの科目で受験しても、入学後に領域を決定することができます。ぜひ、得意な科目でチャレンジしてください。

大学院の受験に関する情報

筑波大学では2020年度より、大学院の教育改革として学位プログラムをスタートしました。学位プログラム「デザイン学」では、人のこころをより良い状態にする製品や環境を生み出す実践的な力を修得し、人と人のつながりを作り明るく充実したものとする社会システムの創造を目指し、豊かで建設的な地域や社会を育み維持再生するための創造力を活用できる、国際的トップリーダーの資質を持った高度専門職業人または多様な研究・教育機関の中核を担う研究者を養成することを目的とします。