近本 祐紀子

CHIKAMOTO Yukiko

博士後期3年(芸術学学位プログラム)
3rd year of Degree Program in Art (Doctoral Program)

静謐の光彩

light of Tranquility

150×202cm

岩絵具、墨、高知和紙、パネル
mineral pigments, Japanese ink, Kochi hemp paper, panel

研究テーマ Research Title

日本の屏風絵における樹木表現について

The Representation of Trees in Japanese Folding Screen Paintings

作品解説 Statement

日頃から、「時」の流れや「夢」、「命」をテーマに筆者の心象表現を表す制作をしています。同時に、岩絵具による粒子の大きさの違いを活かした表現の追求を行っています。 制作過程では、自らの人生における訓戒を“描く”行いによって創造し、その時折の人生の縮図を一枚に込めて描いています。

Daily, I create works that express the author’s mental representation of the flow of “time,” “dreams,” and “life” as themes. At the same time, I am pursuing expression by utilizing the differences in the size of the particles of mineral pigments. In the creation process, I create my own life’s precepts through the act of “painting” and put the epitome of my life from time to time into each painting.

近本 祐紀子

経歴

1994      兵庫県生まれ

2018      東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程G類美術専攻 卒業

神山財団芸術支援プログラム 第5期生 [~’20]

日本画院展 ロサンゼルス滞在研修3ヶ月 [’17 副賞による]

2019      平成30年度 東京学芸大学学生表彰 学長表彰

2020      東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育専攻総合美術コース 修了

現 在      筑波大学人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 博士後期課程 芸術学学位プログラム 在籍

日本画院会員

※経歴・活動は2022年9月現在のもの

主な活動

2015      第15回佐藤太清賞公募美術展 日本画の部 入選 [’20](京都府 他)

2017      第77回日本画院展 初入選 [以降毎年出品 / ’17ロバート・クラウダー賞 ’18日本画院賞 ’21望月春江賞 ’22 吉祥賞](東京都美術館/上野)

2018      個展(Gallery MOЁ/アメリカ)

第2回 日本画院受賞者作家展(上野の森美術館ギャラリー/ 上野)

2019      Circle International Exchange Art Exhibition in 4 University 2019(チェンマイ文化芸術館/タイ)

2020      (財)神山財団芸術支援プログラム 第6回卒業成果展(AXIS GALLERY/六本木)

グループ展[’21’22](ホテル椿山荘東京アートギャラリー/江戸川橋)

2021      始まりの場所からその先へ-筑波大学修了生有志による日本画作品展- (茨城県天心記念五浦美術館/茨城県)

第3回 GEIDAI ART 展 [’22](京王プラザホテル ロビーギャラリー/新宿)

2022      絵画の筑波賞展 推薦(スタジオ’S/茨城県,西武池袋本店6階アートギャラリー/池袋)

その他、グループ展等多数