鹿山 卓耶
KAYAMA Takuya
博士後期3年（芸術専攻）
3rd year of Doctoral Program in Art and Design
朧雲を纏う
Wear a vague cloud
84.0×30.0×29.0cm
榧、カシュー塗料、胡粉、他
Japanese torreya, Cashew paint, Shell lime, etc.
現れ出るもの‐脱‐
What appears – Take off –
162.0×65.0×60.0cm
樟、オイルステイン
Camphor wood, Oil stains
時の記録 或いは 焦燥に駆られた愚者
A record of time or A fool driven by impatience
30.0×15.0×30.0cm
ブロンズ、欅
Bronze, Zelkova
春をつげる歌声
Singing voice that connects spring
54.0×28.0×35.5cm
欅
Zelkova
研究テーマ Research Title
彫刻家本郷新の造形活動の複数性について
On the Plurality of Sculptor Shin Hongo’s Formative Activities
作品解説 Statement
素材と対峙していると、身体も時間も吸い込まれて、同化していく感覚を覚える。一方で、それを傍観する冷めた意識がある。また、その一方で、そのどちらでもない別の存在でありたいと願う思いがある。
素材の量塊性がもつ混沌とした空間上の概念に秩序を与え、繰り返すことによって蓄積していく存在感に代えがたい魅力を感じている。
My work absorbs my body and time when confronting the material, feeling like assimilation. There is a clear conscience in me, but on the other hand, I want to exist differently. Work’s chaotic spatial concept and materiality are organized by accumulating presence’s charm.
鹿山 卓耶
経歴
群馬県出身
2015 山梨大学教育人間科学部学校教育課程教科教育コース美術専修 卒業
2017 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻 修了
2019 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程芸術専攻 入学
現在 同大学院博士後期課程3年次在学中
国画会準会員
※経歴・活動は2021年12月現在のもの
主な活動
2014 国展 彫刻部（国立新美術館/六本木）（以後毎年出品/ ‘14『B社奨励賞』,’16『千野賞』,’17『T社奨励賞』）
国展秋季展 彫刻部(東京都美術館/東京)（以後、毎回出品）
2018 地域アートマネジメントにおけるアウトリーチ・ワークショップ手でみるプロジェクト
「手でみる展覧会」（山梨県立美術館/甲府）
第69回 群馬県美術展『知事賞』（群馬県立近代美術館/高崎）
imagining 横浜美術大学助手展2018（目黒区美術館区民ギャラリー）
2019 個展－鹿山卓耶展（GALLAERY ART POINT .bis/銀座）
2021 第27回公募展木彫フォークアートおおや（おおやホール/兵庫）
