【活動紹介】貝島研究室がA-cupに参加してきました

10月22日(土)〜10月23日(日)にかけて貝島研究室がA-cupに参加してきました!
A-cupとはArchitecture(建築)の頭文字を取ったサッカーの大会の名前で、建築学科の学生などを中心に、毎年600人を超える建築関係のサッカー愛好家が集まる全国規模のイベントです。今年も昨年に引き続き、茨城県の波崎で開催されました。今年はA-cupが開催されてから10年目ということですが、そもそもの始まりは主催者側が、「サッカーと建築は驚くほど共通項が多い」とサッカーと建築について考え始めたのがそもそものきっかけのようです(詳細が気になる方はぜひインターネット等で調べてみてください)。
そして今年も貝島研究室はチーム“Momoトラップ”として参加してきました。日頃の運動不足からなかなか皆思うように体が動かなく、足がつったり息がすぐに上がったりしてしまいましたが、動けないなりにサッカーを楽しみました。
また、22日の夜には『建築と震災、この後の10年』というタイトルでミニシンポジウムが開かれ、3月11日以降の建築のあり方や関わり方、震災復興のプロジェクトについて、それぞれのチームを率いている建築業界の各方面の方々からお話を伺い、震災以降の建築の動きを共有したり情報交換をする、有意義な時間を過ごしました。

[デザイン専攻4年 T.S]

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【展示】貝島研究室のプロジェクト「キャンドルナイト2011しもつまやちよ」が開催されました。

「キャンドルナイト2011しもつまやちよ」は、貝島研究室が2010年から茨城県下妻市の、しもつまやちよ青年会議所の方に依頼され行われたプロジェクトです。
10月22日に開催されたこのプロジェクトの2011年のテーマは「東北大震災への応援メッセージを送る」でした。そこで、元気を得た木が育っていくというイメージからたくさんの葉がついた木という配置デザインにしました。約60m×60mの敷地に1万4千個のキャンドルを配置しています。
配置デザインの中には、点火台(写真)や高見台などいくつかの見せ場があります。それらの見せ場を一本の動線でつなげるように考えました。
[デザイン専攻4年 T.S]

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【活動紹介】雙峰祭での学生の活動

今年も筑波大学の学園祭「雙峰祭」が開催されました。その中でも主に芸術系の学生たちが、大学内体育・芸術エリアの建物「5C棟」と「6A棟」やその間のペデストリアンデッキを中心として展示や販売などを行うのが、「芸術祭」です。
6A棟306教室では、今年もデザイン専攻2年生による授業作品の展示が行われました。課題の内容は、昨年と同じく「kid’s size, kid’s life 3歳から5歳の生活を感性豊かにする家具」です。時間帯にもよりますが、同室前の廊下にて行われていた、デザイン専攻2年大竹英理耶さんによる「PACKWRAPPER(パックラッパー)」(「牛乳パック椅子」をテープを使わず簡単に作るサポートツール)の体験展示に立ち会えた方もいらっしゃるかと思います。因みに、この「感性×筑波大×デザイン専攻展」は、なんと開催1日目の時点で既に500名以上の方々にご来場いただいておりました!中には「毎年来ている」という常連の方もいらっしゃるようで、感激です。6A棟では、この他にも各専攻の展示などが行われており、全部じっくり観てまわると結構なボリュームがありました。この6A棟は、普段2年生以上の芸術系の学生が制作を行っている棟でもあるので、独特の匂いや雰囲気が感じられるかもしれませんね。
棟と棟を結ぶペデストリアンデッキにも、面白そうな企画が立ち並びます。小物やお菓子などを売っているお店から似顔絵屋、ライブペインティングのパフォーマンスをする学生まで…まさにお祭りという感じがします。おやつを買おうにも、迷ってしまいます。
また5C棟では、毎年恒例の「芸バー」を含め、数々のお店や展示などが見られます。隣り合った教室でも全く雰囲気の異なる展示が行われていることだってあり、どれも各々のカラーを出していて面白かったです。学生同士の間でも、友人達がどんなことを考えているのかをお互いに知ることができる良い機会だと思いました。また、自らこういった企画を進めていくことで、将来個展や店舗をプロデュースするための良い練習にもなったのではないかなと思います。

[デザイン専攻3年 M.I]

6A306教室前廊下にて、体験展示の様子

6A306教室前廊下にて、体験展示の様子


門のようにそびえる5C棟内部では、数々の催し物が。

門のようにそびえる5C棟内部では、数々の催し物が。


左手に出店、右手にはライブペインティング。

写真左に出店、右にはライブペインティング


【展示】「家の外の都市(まち)の中の家」展に行ってきました

東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の「家の外の都市(まち)の中の家」を見て来ました、その感想を少し。

第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館で行われた「Tokyo Metabolizing」の帰国展となるこの展覧会では、本学の准教授である貝島桃代の参加する、アトリエ・ワンの〈ハウス&アトリエ・ワン〉、西沢立衛の〈森山邸〉を実物の約1/2サイズという身体的なスケールで制作するとともに、東京展独自の企画としてコミッショナー・北山恒の〈祐天寺の連結住棟〉が加わり、つながりを誘う新しい建築が紹介されています。また、変化を続ける東京という都市の行方を指し示す〈あたらしい都市のインデックス〉の展示も加わります。本展は、私たちの生活するこの東京の中で、ともに生きるための「家」のかたちを考える機会となることでしょう。

全体的な感想としては、東京の作り方(作られ方?)が映像や絵などで詳しく、わかり易く楽しく展示されていて楽しい印象を受けました。
また、館内に展示されている模型がとても可愛いらしく、特に、紙や透明なプラ板で作られた植物の模型はそのまま家にかざっても良さそうなものばかりでした。

建築や東京という都市にちょっと興味あるけど難しいのは‥と考えている方にも充分楽しめる内容なので、建築が好きな方や興味ある方にぜひ見てもらいたい展覧会です。

[デザイン専攻4年 T.S]


※詳細は以下のリンク先をご覧ください。
http://www.operacity.jp/ag/exh132/

場所:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2011年7月16日[土]〜10月2日[日]

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【展示】アトリエ・ワンによる展覧会のお知らせ その2

貝島桃代准教授が参加する、アトリエ・ワンによる展覧会のお知らせです。海外の展覧会となりますが、海外旅行などの際にお立ち寄りいただけましたら幸いです。

グッゲンハイムラボでオープニングパーティが開催されました。

ニューヨークに、BMWグッゲンハイムラボが8月3日にオープンしました。
都市をテーマとする展示内容で4人の研究者がホストとなり、市民を巻き込むプログラムが10週間展開されます。
敷地は、ニューヨークのローワーイーストにある空き地とそれに隣接する公園で、建物の設計はアトリエ・ワンが担当しました。
建物は都市のロッジアのような公共空間をめざしています。
今後、この建物はヨーロッパのベルリン、アジアのムンバイに移動するため、軽量化を目的にカーボンファイバーの構造でつくられています。
建築に関するコンセプトのビデオは、こちら
http://www.guggenheim.org/guggenheim-foundation/collaborations/bmw-guggenheim/architecture
現在進行中のプログラムについては、
http://www.bmwguggenheimlab.org/whats-happening/ag/exh132/
です。


場所:グッゲンハイム美術館(アメリカ ニューヨーク)
会期:2011年8月3日[水]~10月16日[日]

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