2020年はコロナの年。

コロナの影響で、柳津に住まう人々が撮影した映像を、現地へ行ったこともない私たちで編集させて頂きました。毎年柳津へ伺ってから作品制作を行っていましたが、今年は移動そのものを制限せざるを得ませんでした。

柳津の人々から送られてきた映像は、その土地に住む人の生活そのものを映し出していました。映像に映る柳津がどういう土地で、どういった人たちが暮らしており、どんな雰囲気なのか、イメージを膨らませていました。

やないづの家宝展 制作映像

11月21日から23日、私たちは柳津へはじめて訪れました。はじめて訪れた私たちは、斎藤清と同様に異邦人と言えます。異邦人としてのフィルターで見た私たちの印象は、今までイメージしていた柳津の姿との差、自身の故郷への記憶との擦り合わせによって訪問後に異なることもありました。

それらの記憶や現地での記録等を媒介に、作品として表出しました。

それぞれの作品による視点から、柳津の細部を彷彿して頂けたら。

 

Collaborator

  • 斎藤清美術館の皆様、柳津町地域おこし協力隊 我妻泉香様/谷野しずか様、元柳津町地域おこし協力隊 中川日路海様
  • 斎藤清美術館ホームページ