ADPとは

ADPとは、”Art Design Produce”の頭文字をとったものです。

これは、筑波大学で実施する授業演習の1つであり、

文字通り「アート・デザイン」を通して、物事やそれに関わる人をプロデュースしていくプログラムです。

本教育プログラムの目的は、現代的な教育課題である「3C力」を高めることです。

 

3C力とは

3C力とは、Cをイニシャルとする

「Communication(コミュニケーション力)」…
互いに意思・感情・思考を伝達しあう力
「Collaboration(コラボレーション力)」…
協働・共同することによりものごとを成し遂げる力
「Coordination(コーディネーション力)」…
人とものを調整し、全体をまとめる力
の3つのことを指します。

これらは、物事やそれに関わる人をプロデュースしていくのに重要な能力として挙げられます。

 

アート・デザインとは

アート・デザインとは、美的、機能的、社会的価値を創造・表現しようとする人間の活動及び所産であり、結果が直接的に目に見える点に特性があります。
この本教育プログラムの取組みは、2010年の今年度で6年目を迎え、ますます活動の意義、役割が重要なものとして位置づけられています。
 

History

ADP歴史

 

Keyword
  • 「特色GP」(4年間)

  • 文部科学省「特色GP」という教育の改善・改革を目的とした支援政策に筑波大学の教育案が選ばれ、「アートやデザイン教育による3C力の育成」教育プログラムとして行われます。

  • ADPPO

  • ADPの活動拠点として、設けられたオフィスであり、各プロジェクトはこの場を利用して、話し合いを行うことができる。その隣にはADPPO-factory ができ、制作を行う場となります。

  • ADPwebサイト

  • 毎年、十数プロジェクトが活動しているADPの各プロジェクトの情報を多くの人に知らせる。このサイト内ですべてのプロジェクトの活動状況を見ることができます。

  • 活動報告会

  • 7月、12月に中間発表を行い、3月の最終報告会では学外に場所を移し、各プロジェクトの取り組みを発表する。これらの発表会は学外の方にADPを知ってもらう機会にもなります。

  • 記録集

  • 毎年1年間を通して、各プロジェクトが行った活動内容を冊子にまとめている。この1冊でADPがどのような活動であるかを知ることができます。

  • ADP今後の展開

  • プロセス参加型実践プログラムとしてスタートしたADPによってアート・デザイン活動の活性化と学外に開けた授業としてより広く活発な活動を展開していきます。