2010.07.28   20:18
小児科チーム近況…
暑い日が続きますね。
小児科チームの夏休みに入ってからの近況報告をさせて頂きます。
まず、7月の日から一週間かけて、附属病院の小児科外来のヒアリング調査を行いました。
前のブログでもお伝えしましたが、「ヒアリング」と言っても子ども達に直接意見を聞く、というものではありません。待合室の子ども達がどのように遊んでいるのかを観察する調査です。

小児科チームは、待合室の遊びテーブルを作ろうとしています。
今回のヒアリング調査は、おり紙やクレヨン、
画用紙という「手を動かす」遊びに対する子どもの反応を観ること。

附属病院の看護士の方々と相談し、折り紙やクレヨンの入ったおもちゃ箱を置かせて頂くことに。

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調査の結果、たいていの子は与えられた遊びスペースで遊ぶというより、
おもちゃを何か持って行ってお母さんのそばで遊ぶというケースが多かったようです。

病気の子どもさん達が、
どのような様子で生活しているのかを一度知ったほうがよいとのことで、
院内学級を見学するというお話もありがたいことに頂いています。

一個の「物」を作るというより、小児科待合室という場所そのものを変えて行くにはどうしたらいいのか、という課題に直面しています…!
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