定例ミーティングにて

09/12/19

今週水曜日のミーティングでは、2月~3月初めにかけて真壁で毎年行われるひな祭りの展示会場で行うワークショップについての話し合いを進めました。
例年石匠の見世蔵のテントではストーンフェスティバルでも行った『石におえかき』をしていましたが、今年は少し趣向を変えて、ワークショップに参加してくれた人により見世蔵と真壁のことを知ってもらえるような企画にしようということになりました。

そこで出されたアイディアが『手ぬぐいで何かできないか』というもの。最近ではエコブームもあって、折り方によってさまざまに使える手ぬぐいが注目されています。
ワークショップでできるものに実用性を持たせてもらってうれしいものにするということ、また、歴史を感じる古い町並みを残す真壁の町で買ったお土産を手ぬぐいに包んで持ち歩くなんて素敵じゃないか、というわけで手ぬぐいが取り上げられました。

前々回のミーティングで、『無地の布に石でスタンプをすると、意外と真壁石のごつごつした質感が出て面白い!』という案が出て、じゃあそれをそのままワークショップにしようということに。

そして今回、リサーチで集めた材料を実際に机に並べ実験を行いました。
絵具にまぜると洗濯しても色落ちしなくなるというメディウムを用意し、いろんな質感の布にいろんな石でぺたぺたとスタンプしていきます。
できた後は乾かした布を実際にたたんでティッシュカバーにしたり、ビン包みにしたり。

ベストの柄を作るには絵具の濃度と石自体の形、押し方も結構重要であることが分かりました。そして布も。
やわらかくしっとりした布じゃないときれいにビンが包めないんです。

これからの課題は子どもでもきれいにスタンプできるような工夫を考えることになりそうです。