夜祭報告ー

09/09/05

こんにちわ。
石匠の見世蔵ADP所属の芸術専門学群デザイン専攻1年の飯嶋です。

今回は8月の28~30日に行われた「真壁の夜祭」について2回に分けてお話ししようと思います。

第一回目の今回は夜祭についてお話します。
真壁の夜祭とは真壁町の石材組合が主催するお祭りで、石灯篭を道に並べて夏の夜を楽しむというなんとも趣深いお祭りです。
小さな町のメインストリートには真壁にある様々な石灯籠や、子供たちが作った手作り灯籠、婦人会の皆さんが作ったステンドグラスのライトスタンドなど夜をほのかに照らすものがたくさん並びます。
そのお祭りに私たち石匠の見世蔵は毎年、私たちがデザインし石工さんに作ってもらった灯篭を並べています。
また、展示するだけではなく、真壁の人たち特に子供たちに石の良さを分かってもらおうとワークショップも開いています。
今年ももちろん参加したくさんの人に見てもらい、参加していただきました。
もちろん会場設営も私たちが石工さんに手伝ってもらいながら準備しました。また今年はキャンドルアーティストの伊藤さえ子さんと、フラワーアーティストの近藤けい子さんにも協力していただき、キャンドル60個が並び、きれいな花々が活けられ、とても幻想的な空間となりました。

このほかにも商工会の飯村さんや、地元の人など様々な人たちとつながりができました。
このお祭りに参加することで、今では珍しくなった「ご近所さん」を経験できたのかなと思います。
この3日間は私たちも真壁の住人になったような気分でした。

さて、次回は私たちがデザインした灯篭をちょろっと紹介しつつ、ワークショップについてもお話しようと思います。

おーたーのーしーみーにー!