【活動報告】新2年生がデザイン部屋へ仲間入り

デザイン専攻の2年生以上の学生が主に作業を行う部屋、それが通称「デザイン部屋」です。
1年生のときには5C棟の「デ基礎部屋」が活動の拠点になりますが、2年生以上は6A棟の3階が活動の拠点となります。
新2年生は、1年間お世話になったデ基礎部屋の大掃除をして、デザイン部屋への大移動を行います。

デザイン2年部屋 清掃中

デザイン2年部屋 清掃中

デザイン2年部屋 清掃完了

デザイン2年部屋 清掃完了


これからは、ここでデザイン演習が行われます。
アイデアスケッチや製図、模型製作など、さまざまな活動が夜遅くまで行われます。
製作途中の苦悩も、息抜きも、完成の喜びも、机を並べる仲間たちと共に分かち合います。
また新たな思い出が刻まれていくことでしょう。

[デザイン専攻2年 M.I.]

ゆるキャラ1位「いしおさん」を東京で展示、3月30日まで六本木アクシスギャラリー

展示中のいしおさん

展示中のいしおさん

観覧中のいしおさん

観覧中のいしおさん

ポーズをするいしおさん

ポーズをするいしおさん


筑波大学のデザイン展「kansei x tsukuba x design 2」にて、いしおさんの展示を行っています。3月29日(月)は夜7時まで、最終日3月30日(火)は夕方4時まで開催しています。
会場:六本木アクシスギャラリー
料金:無料

詳細は「kansei x tusukuba x design 2」のウェブサイトにて

関連ページ

ゆるキャラ日本一「いしおさん」 有名どころ抑え快挙:朝日新聞 2010年3月28日
“ゆるキャラ”チャンピオン「いしおさん」って何だ!?:ZAKZAK(夕刊フジ)2010年3月27日
筑波大学がデザインした「いしおさん」が一番“ゆる~い”ご当地キャラに1位に:筑波大学 芸術

筑波大学がデザインした「いしおさん」が一番“ゆる~い”ご当地キャラに1位に

 BIGLOBEが行った「一番“ゆる~い”と思うご当地キャラは?」の投票結果が発表され、茨城県の石匠の見世蔵組合と筑波大学とのコラボレーションからうまれた「いしおさん」が1位に選ばれました。

 いしおさんは、桜川市真壁町で毎年夏に開かれる「まかべ夜祭」での展示のために制作した灯篭の一つで、石の妖精をイメージした作品です。2005年当時在学の野見山磨紀子さん(筑波大学 デザイン専攻)がデザインを、相田正志さん(桜川市 相田豊石材店)が制作を行いました。その後もいしおさんは「石匠の見世蔵」のマスコットキャラクターとして夜祭をはじめとした各イベント会場で来場者を楽しませています。なお、着ぐるみタイプのいしおさんは学生たちの手作りです。
 いしおさんは、2010年3月27日(土)〜30日(火)まで、六本木のアクシスギャラリーにて開催されるkansei x tsukuba x design 2にて実物の展示をいたします。3月27日(土)18時からはギャラリートークを開催いたします。是非この機会に本物のいしおさんに会いにきてください。
 また、2010年3月11日に開港した、茨城空港の入り口付近にいしおさんが常設展示されております。空港をご利用の際には探してみてください。

いしおさんの展示予定

六本木アートナイト参加プログラム
kansei x tsukuba x design 2
六本木アクシスギャラリーにて無料

  • 3月27日(土)11:00~22:00
    (ギャラリートーク:18:00〜)
  • 3月28日(日)11:00~19:00
  • 3月29日(月)11:00~19:00
  • 3月30日(火)11:00~16:00

石匠の見世蔵(いしくのみせぐら)プロジェクトについて

本プロジェクトは、2003年度に茨城県の石材業活性化事業から生まれた石匠の見世蔵組合の石匠と筑波大学芸術専門学群および筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻による連携の活動です。活動の中心地である桜川市真壁町は昔から良質の御影石が採れ、石匠が今も多く住む「石のまち」です。学生がデザインして石匠が制作した作品を、様々なイベントで展示しています。

いしおさん、石匠の見世蔵プロジェクトに関するお問い合わせ

蓮見孝(教授)
Eメール: taxi[at]geijutsu.tsukuba.ac.jp

kansei x tsukuba x design 2に関するお問い合わせ

内山俊朗(講師)
Eメール: uchi[at]kansei.tsukuba.ac.jp

[at]の部分を@に置き換えてください

関連サイト

いしおさん 石匠の見世蔵マスコットキャラクター

いしおさん 石匠の見世蔵マスコットキャラクター


いしおさん 着ぐるみ

いしおさん 着ぐるみ


いしおさん 真壁のひなまつりにて

いしおさん 真壁のひなまつりにて


いしおさん 茨城空港にて

いしおさん 茨城空港にて


筑波大学の赤ちゃん型ロボット「YOTARO」の記事がAFP通信により世界配信

 やわらかく体温のある赤ちゃん型ロボット「YOTARO(ヨタロウ)」の記事が、世界3大通信社であるフランスAFP通信により世界配信されました。

 YOTAROは、筑波大学 大学院 人間総合科学研究科 博士前期課程 芸術専攻の授業科目(担当:内山俊朗 講師)において、IVRC 2008 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストへの出場を目標に制作を行い、総合優勝を獲得した作品です。

 制作から1年以上が経過していますが、現在でもとくに海外での反響が大きい作品です。2009年には、フランス、アメリカでも展示を行いました。

 YOTAROの詳細は、筑波大学内山俊朗研究室のウェブサイトに掲載されています。

赤ちゃん型ロボット YOTARO

赤ちゃん型ロボット YOTARO


掲載リスト
日本語記事

【授業紹介】アート・デザインプロデュース(ADP)

大学内外の多くの人々と一緒に作り上げていく活動、Art & Design Produce (ADP)には、数多くのチームやプロジェクトがあり、我々デザイン専攻の一年生も多く携わっています。
今回は「いしおさん」でも脚光を浴びた「石匠の見世蔵」プロジェクトの1年生、飯嶋さんへのインタビューを通して、その活動の一部に触れていただきたいと思います。

石匠の見世蔵プロジェクト

こんにちは。アートデザインプロデュース「石匠の見世蔵」の飯嶋亮平です。私たちは茨城県桜川市の真壁という地域を主な活動場所として活動しています。
真壁は日本3大花崗岩の産地でかつては石産業で大いに賑わっていました。しかし現在は石産業も衰退してしまい、元気のない状態です。
そこで私たち筑波大学芸術専門学群の学生と真壁の石工さんが協力して、もう一度真壁の石を元気にしようということで石匠の見世蔵は始まったのです。

活動内容

主な活動内容として学生が石の灯篭をデザインし、石工さんの熟練の技術を使って製作してもらいます。そうしてできた作品を皆様に紹介していき、真壁の石と町そして石工さんの技術力をアピールしています。そのほかにも「石にお絵かき」といった石の良さに気付いてもらうためのワークショップも開催しております。
このように、私たち学生の新鮮な視点でのデザインと石工さんの高い技術力で石の新しいカタチを提案しています。

いしおさんがゆるキャラ1位に

そして私たちのちょっとした自慢を紹介したいと思います。
私たち石匠の見世蔵のイメージキャラクター「いしおさん」がBIGLOBE主催の「あなたが一番“ゆる~い”と思うキャラクターは?」(2009年度)の投票で見事1位を獲得しました!いしおさんは学生がデザインしたキャラクターで、石匠の見世蔵のイベント会場に現れる石の妖精です。 2位には奈良県の「まんとくん」がランクイン。なんとあのまんとくんとせんとくんを抑え1位になってしまったのです!われわれが一番驚いているんじゃないでしょうか?(笑)
このことが3月11日の東京スポーツの朝刊にも取り上げられているのでぜひチェックしてみてくださいね。
また11日に開港となる茨城空港にいしおさんも含めた、石匠の見世蔵の作品が数点設置されています。
そちらもぜひ現地に行ってチェックしてみてください。

ishio
いしおさんのプロフィール

名前:いしおさん
出身地:茨城県真壁町加波山
性格:おおらかでのんびりや。町のみんなの笑い声を聞くのが大好き。好きな食べ物はいしおさんの形をした「いしおさんまんじゅう」。


以上、デザイン専攻1年生の飯島さんへのインタビューでした。こうした活動に積極的に関わることで、より実践的なデザイン力、プロデュース力を身に付け、また発揮する場が得られるというのも、筑波大学でデザインを学ぶ上での大きな利点だと思います。

[デザイン専攻1年 M.I.]