【活動紹介】日本デザイン学会春季研究発表大会

7月2日(金)から7月4日(日)に長野大学で行われた、第57回日本デザイン学会春季研究発表大会に行ってきました。

1日目、「学生企画セッション」に参加しました。これは、「地域素材をテーマとしたワークショップによる大学間交流」という企画でした。5〜6人のグループに分かれ約1時間でデザイン提案をするというものでした。短い時間ながらも、たくさんブレインストーミングをし、最後には一つの提案にまとめて発表する事が出来ました。

2日目は、口頭発表とポスターによる研究発表でした。A~Hの会場に分かれそれぞれのテーマごとの発表を聞いて回りました。情報デザインや製品デザイン、デザイン史など興味のある分野や、自分の研究の参考になる発表を選んで聞き勉強になりました。

最終日は、残念ながら参加出来なかったのですが、学生のポスターによる研究発表で、卒業生の小野千代子さんと國村大喜さんがグッドプレゼンテーション賞を受賞したそうです。先輩たちに続けるよう、これからも努力していきたいと思います。
短い時間でしたが、たくさん学び吸収する事が出来ました。また、同じデザインをする仲間に出会い、刺激を受ける事が出来ました。

[デザイン専攻4年 N.K.]

ポスターによる研究発表

ポスターによる研究発表


口頭発表の会場の様子

口頭発表の会場の様子


【授業紹介】デザイン演習1・発表会

夏休み直前の7月1日に、「デザイン演習1」の建築デザイン領域課題の最終プレゼンテーションが行われました。
今回のテーマは「つくば市内の子供を元気にする遊びの地域拠点施設(児童館)」です。
実際に児童館を見学し、設計するための敷地を決め、みんな思い思いのコンセプトをもつ児童館を設計しました。

部屋を壁で区切らず児童館全体を1つの繋がった空間として使ったり、人の行動や感じ方のスタイルに注目した造りであったりと、それぞれに魅力のある設計が目立ちました。
また、先生からは「図面を疎かにしない」ように注意されました。
実際の設計では、建築の専門家だけに自分のイメージを伝える訳ではありません。一般の人にも分かってもらうためにも、模型は大切です。
しかし、模型だけではなく、図面での表現力もまた大切です。魅力的な図面を提示することが出来てこそ、説得力も増すものです。
具体的には、スケールや利用イメージが湧きやすいように人を描き込んだり、周りの建物などを書き込むことで周囲との関係を明らかにしたり、といったことをするのです。

「もっと勝手な設計をすること」「夢を見ること」とも促されました。
建築にしろプロダクトにしろ、何だって夢のあるデザインって良いですね。

[デザイン専攻2年 M.I.]

すばらしい作品たち。

素晴らしい作品たち。

テクスチャーまで、細かいです。

テクスチャーまで、細かいです。

勉強中!

勉強中!


【活動紹介】店舗改装に携わる学生の紹介

筑波大学には、「ADP(大学を開く アート&デザインプロデュース)」という授業があることはご存知でしょうか。
全学群の生徒を対象とし、実践的なデザインを行っていく演習です。例えば病院の方々と話し合い、病院内の家具を作ったり、ワークショップを行ったりしています。

しかし、それとは別に、個人で集まってプロジェクトを引き受けている学生たちもいるのです。
今回は、そんな学生たちにも光を当ててみたいと思います。

何やら話し合いをしている学生たち…
実は、自家焙煎コーヒー豆と茶葉のお店、「まめぽっと」さんの改装をお手伝いさせてもらっています!
具体的には現在、看板作りを進めているところです。イメージスケッチの時点で突如リスのキャラクターが発生。ほのぼのとした世界が広がり始めました…。ちょっと足を運んでみたくなるような、優しく可愛い雰囲気の看板が出来上がると良いですね。

お店の方と話し合い、実際に必要とされるデザインについて考えることは、とても楽しく、やりがいがあります。
まだまだデザイナーのたまごで、時には周囲の方々に心配や迷惑をかけますが、こういった「デザインする喜び」を積み重ねていくことは大切なことだな、と実感します。
それぞれの学生が、将来どのようなデザインをしていくことになるのかは分かりません。デザイナーになっていないかもしれません。しかし今積み重ねている経験は、必ず未来の自分を形成する糧となっていくことでしょう。

[デザイン専攻2年 M.I.]

お店にてミーティング中

お店にてミーティング中

ブラッシュアップ会議。白熱!?

ブラッシュアップ会議。白熱!?

看板のイメージです

看板のイメージです


【授業紹介】デザイン演習 4A・4B 最終プレゼンテーション

 3年生が履修する、デザイン演習4A・4Bの最終プレゼンテーションが行われました。デザイン演習4A・4Bとは、情報、プロダクト、環境、建築デザインに関する演習で、4つの課題から1つの課題を選択して行います。

情報デザイン、プロダクトデザインの課題を選択する場合にはデザイン演習4Aを、建築士の資格に関わる、環境デザイン、建築デザインの課題を選択する場合にはデザイン演習4Bを履修します。ただし、4Aと4Bの最終プレゼンテーションは合同で行います。

 今年の課題のテーマは、情報デザイン領域は「音楽表現のためのインタフェース」、プロダクトデザイン領域の課題は「宇宙生活のためのプロダクトデザイン」、環境デザイン領域は「震災復興公園の再設計」、建築デザイン領域は「ミニマルコンプレックス」でした。

[デザイン専攻4年N.K.]

宇宙生活のためのプロダクトの発表

宇宙生活のためのプロダクトの発表

新しい音楽インタフェースの実演

新しい音楽インタフェースの実演


【展示】「学長を囲む会」で作品を展示

美術専攻の展示

美術専攻の展示

『学長を囲む会』の展示

 6月22日(火)に筑波大学長および学外からの来賓をお招きし芸術専門学群の見学会が行われました。

 6A棟のエントランスホールには美術専攻の作品が並び、教室には構成専攻とデザイン専攻の作品が展示がされました。

 教室に設置した竹で作ったブースには、アート&デザインプロデュースプロジェクトのアスレチックガーデン、TAG (Tsukuba Art Garden)project、eco-stationプロジェクト、ウォーターフロント、アスパラガスなどの作品が展示がされ場を華やかに彩りました。

デザイン専攻4年 [N.K.]

アート&デザインプロデュースの展示

アート&デザインプロデュースの展示

案内をする芸術専門学群長

案内をする芸術専門学群長