【行事紹介】デザイン専攻 卒業制作発表・審査会
今回もデザイン演習などの授業と同様に、情報、プロダクト、環境、建築の4つのデザイン領域の学生が合同で発表していきました。また、発表者1人1人に先生方から講評をいただきます。1~3年生やデザイン専攻以外の学生も、自由に見学することができるので、大変勉強になりました。制作前に行った卒業論文の成果を基に、作品に発展させたものが多く見られました。
過去にも何度か紹介してきた「デザイン演習」や「デザイン基礎演習」などでも、調査、コンセプト立案、模型制作、発表などのプロセスを経験しますが、卒業制作となるとやはり普段の授業よりも確実に高い完成度が要求されます。例えばプロダクトデザイン領域では、ただ提案するだけではなく、そのプロダクトを実際に使うことによってどのような効果があるか、検証していくことも大切だという講評がありました。この先どのような道に進むにしろ、大学生時代の集大成である卒業制作を徹底的に成し遂げたという経験は、大きな糧になると思います。時間との兼ね合いもありますが、悔いを残さないようにしっかりと取り組みたいです。
かく言う私たち3年生も、お世話になる研究室が決まり、卒業論文や卒業制作のテーマを練り始めています。就職活動も始まり、それぞれ少しずつ真剣な表情になってきている…のかな、と思います。振り返ってみれば1年生の頃、初めて先輩方の発表を見たとき、私もこんなことが出来るようになるのだろうか…と思っていたことが昨日のことのようです。卒業を飾る大作ですから、おそらく私がまだ知らないような様々な苦悩もあるかと思いますが、その達成感は一生ものの思い出になることでしょう。今回の発表会を見に来た1~3年生も、改めて自分も頑張ろうと気合いを入れたのではないでしょうか。
卒業制作は、茨城県つくば美術館にて展示されます。デザイン専攻は後期展になりますので、展示期間は2月7日~2月12日です。一般の方もご覧いただけますので、この機会に、学生の頑張りをぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
[デザイン専攻3年 M.I]
関連サイト

発表を聴きに来た方への配布資料

模型やパネルでアイディアを表現します。

美しいプロトタイプが好評でした