【授業紹介】デザイン演習3ポートフォリオ課題発表会

ポートフォリオ1

皆どんなポートフォリオを作ったのかな…


それぞれに工夫が見られます

それぞれに工夫が見られます


最後に投票を行いました!どきどき。

最後に投票を行いました!どきどき。

3月3日に、2年生のデザイン演習3の最終課題の発表会が開かれました。
今回は、架空のデザイン企業の学生実習に応募するという設定で、今までの作品1点のポートフォリオを作成するという課題でした。毎回の授業で内山先生からアドバイスを頂きながら、何とか無事に「応募」した学生たち。
紙のサイズや枚数に規定はあったものの、紙質や全体のテイストなど、十人十色といったところです。作品と自分自身の印象を演出するものなので、皆思い思いの表現をしていました。
発表会では、互いのポートフォリオを見て、良いところや改善点を学び合いました。
秩序あってこその「崩し」であること、メリハリをしっかりつけること、意図をはっきりさせることなど、次に繋げるために様々なことを肝に銘じました。
見出しと本分、強調部分と通常部分などで効果的にメリハリをつけることができれば、更に読みやすく、言いたいことを印象付けることができます。文字の大きさであったり、フォントであったり…何通りものパターンが考えられる中で、似合うものを見つけていきます。そこでも、ごちゃごちゃと煩雑な印象になってしまわないように、十分に気を付ける必要があります。例えば、特異なフォントは多く混ぜず、規律的に並んだ文字のなかにピリッと効かせる薬味のように使うこと。
文章量についても気を付けたいところです。多くの学生のポートフォリオを審査しなければならない審査員にとっても、簡潔で分かりやすい方が助かりますよね…。説明が必要な用語、書き方をすると、どんどん文章が長くなってしまいます。上手く要点をまとめ、読み手に伝えるには、まず自分が何を言いたいのかを明確にしておかないと、なかなか難しいですよね。
また、応募する際に汚れや折れ曲がりなどがないよう配慮できるくらいには、自分の作品への愛を持ちたいものです。
最後には人気投票も行われました。これで2年生の授業は最後です。3年生以上のデザイン演習では、「建築・環境」系と、「情報・プロダクト」系に分かれて展開されます。ちょっと淋しい気もしますが、それぞれの目標に向かって更に磨きをかけていく、成長の時期だということですね。
[デザイン専攻2年 M.I]