第23回美術科教育学会筑波大会開催に際して
美術科教育学会代表理事 花篤 實
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美術科教育学会が、今回第23回の大会を開催されますことに大いなる慶びの意を表しますとともに、学術研究の優れた実績を持つここ筑波大学で会場を持つことの意義を噛みしめたいと念じています。御承知のように現在進められています教育改革は、従来の学校や教科といった制度や枠組みへの再構築へ向かっていますし、少子現象はそれに加えて美術といった教科や内容にまで影響してきています。しかし美術という文化が人類の世界にある限り、私達はこの教育の可能性を信じ発展させていかねばなりません。
この学会が我が国における美術教育の大学院の成立と共に開かれ、若い多数の有為な研究者を育て、文字通り美術教育学の確立に努めてきた評価は誰も否定できません。こうした時代の転換期にこそ、その成果が問われ活かされるはずです。美術教育の未来を共に語り考える場として、またそれこそ歴史の証人として、この大会に結集される事を期待して止みません。
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