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6.美術の評価
評価についてB教諭と煮詰めることは難しかったが、彼は、各授業の終わりに、彼と生徒とで完成させる一枚の評価票を渡しているようであった。私は、美術の能力をテストするのに使用されているものを見たが、そのうちの一つは、人物描写の能力テストで、他の一つは、美術家の名前についてのテストであった。彼は、
私に、保護者に配付する通知票には、1-15の段階を批評文なしでつけるようにもとめられていると言った。
2年生の授業用の自己評価票の最初の設問は、詳細にみた結果、以下のようなものであったと、私は解釈している。「アイデアは良かったか。材料に本来備わっている性質を活かしたか。準備は良かったか。一生懸命取り組んだか。」 次いで生徒は、5人の友人の作品を選んで、それを批評するように求められた。その解答は、以下のものを含むものであった。「素晴らしい。私は口のところが好き。」「彼はふざけていた。」「おもしろい」「大変よい」。
最後にB教諭は、授業全般についての一般的な批評を求めた。生徒の解答を幾つか訳すと、「最初は興味を持てなかったが、次第にやる気が出てきた。」とか、「材料がなかったので、塗ることができなかった。」というものであった。このようにして、B教諭は、1-15の段階付けを行うが、それを各生徒には通知しないという。
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