記憶の記録 会津・漆の芸術祭2010(招待) 大和川酒蔵北方風土館,個人制作 2010 乾漆 240×240×3cm
江戸時代中期の寛政二年(1790)創業依頼、大和川酒造は日本酒を造り続けている。 大和川で酒造りに使用されてきた桶の蓋の表面を漆で転写した。 酒造りに費やされた時間は、杉材の蓋の柔らかい部分を摩り減らした。 摩り減り失われた形の跡に、道具としての記憶が宿る。 その記憶・失われた形の跡を漆によって写し取り、新しい輪郭を与え、 記憶を記録として浮かび上がらせた。