2012 デザイン演習4A / Design Project 4A, 2012 |筑波大学芸術専門学群 デザイン専攻/ Product Design, University of Tsukuba

宇宙生活のためのプロダクトデザイン / Design for the Space Life

宇宙開発が加速している.長期滞在する宇宙飛行士も,生活時間の2/3は睡眠,運動,余暇活動を行っており,すでに宇宙は実験室としてだけではなく生活空間としての設計が必要とされている.
この,人類にとっての新しい生活空間において,どのようなプロダクトデザインが必要とされるのだろうか.どのようなプロダクトが生活の質やそこで暮らす人の心を豊かにするのだろうか.

この課題では,「宇宙で暮らすためのプロダクトデザイン」について,提案する.


Advancing the space development, there are increacing number of space residents. Eventhough they are the scientists, 2/3 of their time is daily life. So we, designers, have to design product and environment for the space habitation to improve the quality and richness of life concerning not only on eficiency but also kansei quality.

テーマ:----> 課題書(pdf)
2012年度デザイン演習4Aの課題は「宇宙生活のためのプロダクトデザイン」です.

日程
  • 4月13日: 課題発表
  • 4月20日: JAXA宇宙センターの見学と,調査,ディスカッション(14時にJAXA宇宙センター受付集合)
    自分のテーマ/ターゲット/デザインすべきシチュエーションの設定 のための調査
    デザイン対象(利用者,環境) を1枚のスケッチまたは簡潔な文にまとめて,A3 に出力して準備します.
  • 4月27日: 調査結果の発表
    ファミリアリティチェックリストを用いたアイデア展開
    メンバーは,自分の条件に関して関連するキーワードを10個発想する.
    メンバーの条件間の関連性を3段階評価で一対評価し,自分の条件に加えて,最も関連性の低い条件のキーワードをあわせて,シナリオを作成する.
  • 5月11日: シナリオの発表:ベースとなったキーワード(20個)を示し,それらの解釈(KJ法など)とシナリオの関係をまとめて発表する
    シナリオに基づいたアイデアスケッチ
  • 5月18日: アイデアスケッチ発表
    アイデアに影響する要素を7つ見つけてくる.それぞれに対してバリエーション(水準)を3つ考える. 例:形状[円柱,楕球,角柱],畳み方[フラット,ロール,ボール],,,, 実験計画法を用いて要素と水準の組み合わせを作り,18種類のアイデアスケッチにまとめる.
    コンジョイント分析を用いたアイデア展開と評価の方法
    18種類のアイデアを順位評価し,コンジョイント分析によって,要素の重要度を理解する
  • 6月1日:中間発表
    重要度をを反映したコンセプトの設定と発表
  • 6月8日:最終案発表
  • 6月15日: 試作準備
  • 6月18日: モデル・プレゼンテーション資料制作
  • 6月29日: 発表
  • 発表は,提案の内容が伝わるモデルとムービーを用いるが, A2パネル1~3枚も制作すること.
  • 最終成果物は,発表パネル,モデル,ムービーをデジタルデータおよびホームページコンテンツとして提出.

  • 2010年の成果/Final proposals 2010
  • 2009年の成果/Final proposals 2009
  • JAXAの宇宙生活研究
  • JAXAとNASA