コンジョイント分析を用いた,コンセプトの評価方法

概要:テーマに必要な要素/水準を実験計画方を用いて出来るだけ少ない数でかつ要素/水準の効果が比較できるように組み合わせたデザイン案の指針(コンセプト)を作る
  1. デザインテーマ・コンセプトに関係する要因(機能とか条件)を5〜7件考える(例:装着方法,など)
  2. 各要因について,可能なアイデア(水準)を3種類程度考案する(例:腕に付ける,頭に付ける,肩につける など)
  3. 要因 と アイデア(水準)のリストを,山中まで送る
  4. 山中から,実験計画法を用いた最適なアイデアの組合せ条件(コンセプト)を設定したリスト(通常,12〜25種類程度になる)が返送されたら,その組合せデザイン案の指針(コンセプト)に従い,アイデアスケッチを作成する.
  5. アイデアスケッチを,内容を評価できる人(専門家,あるいは課題をやっているグループ)に評価して貰う
  6. 評価結果を,順位に変換する.
  7. コンジョイント分析のツールを使い,分析を実施する
    コンジョイント分析ツール ←筑波大学学内のみからダウンロード可能
    2010年5月のコンジョイント分析サンプル(Thijs, 泉瀧,原,岡田分) ←筑波大学学内のみからダウンロード可能
  8. 分析がうまく行かない場合は,コンセプトの順位を山中まで返送
  9. 分析結果の中から,
      属性の寄与率
      属性毎の水準の寄与度合い
     を参考に,デザイン案を更に良くするためにどの要素(属性)について検討を進めたら良いか,またどの水準がより評価を高めるか考察する.
  10. 考察した結果をもとに,アイデアを熟成する

コンジョイント分析を実行するための参考文献

  • 参考書:

    リンク

  • http://www.jmp.com/japan/about/pdf/jmpers200631.pdf
  • http://www.spss.co.jp/software/analysis/409.html
  • http://homepage1.nifty.com/kkuri/wpapers/wp0302.pdf
  • http://www.rad.co.jp/es/07_conjoint.html
  • (windows用のソフト)http://www.apony.com/soft/