筑波大学芸術系工芸領域では、陶磁、ガラス、木工・漆の3分野に専門教員が配置されています。
齋藤敏寿 SAITO Toshiju
陶磁研究室 Ceramic Lab
土(粘土)から陶磁へ変化する過程で可能となるかたちや色を探求します。現在に生きる感性で表現に取り組み、作陶ならではの作品制作をサポートします。13,000年以上前から脈々と続くものつくりの精神を学びながら、現代の表現を目指して欲しいと思います。また研究室では、コミュニケーションツールとなる作陶を活用した教育プログラムの実践と研究も実施しています。美術系教員を目指す学生なども多く所属しています。
宮原克人 MIYAHARA Katsuto
木工・漆芸研究室 Wood/URUSI Lab
木や漆などの自然素材を扱う造形表現を探究します。器物や家具を作ることを繰り返しながら、木や漆を扱う知識・技術を身につけます。制作を通して素材に働きかけ素材の特性を理解することが、新たな造形の可能性を広げることにつながります。
勝川夏樹 Katsukawa Natsuki
ガラス研究室 Glass Lab
ガラス造形に関する専門的な知識と技術を習得しながら、独自の表現を追求します。ガラスは、その透明性や質感、さまざまな技法によって、多様な表現が可能な素材です。各自のテーマや関心とガラスを結びつけることで、新たな表現を見出し、伝統的な技法から最先端の技術まで幅広く活用しながら、オリジナリティあふれる作品制作を目指します。