Exercise in Design for 2nd year students 2006


企画書完成(0921)


実習の記録ページ


テーマ:
Kid's size, Kids' life 06
3歳から5歳が日常生活の中で使うエコマテリアルによる家具 ----> 課題書(pdf)

デザインは,自らの視点で自らの考え方でモノを造る仕事である.しかし,自らのためのみに使うモノを造るのではない.デザインに関わるということは,ユーザーとデザイナーの関係を意識するということに他ならない.
そこで,この課題では,子供をユーザーとして想定し,素材として,エコマテリアルを用いた家具(椅子など)をデザインする.
デザインを,ユーザーと環境の関係において学ぶこと,これがこの課題の趣旨である.


対象: 年齢3歳から5歳,身長120cm以下の男女
     条件1:子供の視点から興味,安全などについて考慮した家具
     条件2:エコマテリアルの特性を理解し,素材の性質と考え方を活かす
     条件3:使用場所は自由だが,子供サイズを尊重すること
作品: 原寸機能モデル(使うことができるもの)と制作記録と発表用パネル
授業: 毎火曜日B2程度のパネルかそれに相当する資料を準備して各自発表を行い講評する.
提出: 設計記録,作品,作品写真(jpeg画像データ)と説明資料(テキスト,html またはワープロデータ)
期限: 10/3提出(評価),10/7 発表会(ミューズガーデン+ゲイセン棟@雙峰祭)
公募: Kids Design Award (平成19年度),eco japan cup 2006(エコ・アート大賞)に応募

予定
  1. webや保育施設を訪問したりして,エコマテリアル,子供環境について調査 9/4 まで
     9/5 調査結果の発表
  2. 9/7 エコマテリアルに関するレクチャー
     素材調査結果と対象(子供)の生活について考察とアイデア展開 → 9/12 発表
    どのような道具環境で暮らしているのか.どのような情報処理をしながら暮らしているか(観察)
    デザインすべき要件の洗い出し(いつ,どこで,何を,どうやって,なんのために)
    子供の生活と環境をダイアグラムに表す(シナリオにまとめる)
    造形イメージとアイデアスケッチ(100枚)を9/12に発表
  3. 企画書案の発表 9/19 とキッズデザイン協議会によるレクチャー9/19 をもとに素材企業とコンタクト
    素材に関する資料
     2005年度の企画書サンプル(それぞれ,pdfで,大きいもので10MBほどあります)
    1. CodWeb(バイオボード調達成功,竹集成材は失敗)
    2. エココンテナ(バイオボードなど,調達成功)
    3. まあまひっぽ(竹繊維の布,調達成功)
    4. つくもう(グリッドコア,調達成功)
    5. ブックシェルフ(ストランドボード,調達失敗)
    6. ブレッドコンテナ(パルボードは調達失敗,竹集成材は調達失敗)
  4. コンセプト,材料と構造,寸法の検討と図面  9/21 発表
  5. 機能チェック,構造チェック,モデル制作 9/26 発表
  6. 提出と評価::::> 10/3 提出
  7. 発表会::::> 10/7-9(大学祭@Muse Garden で展示)


素材に関する資料
  • バイオボード,ダコタバール関係
  • グリッドコア関係
  • ストランドボード関係
  • 布素材関係
  • 竹集成材関係