さかえサイエンストーク
サイエンスイラストレーション 魅惑の世界
北米では、科学を可視化する技法である“ サイエンスイラストレーション” の大学院カリキュラムが5つの大 学に設置されています。そのひとつであるジョンズ・ホプキンス大学を訪問した筑波大の田中佐代子准教授が、 David Rini 准教授に肉薄する90 分のトークイベント。
ジョンズ・ホプキンス大学医学部 Art as Applied Medicine 専攻准教授
医学・科学イラストレーションのファインアート修士号を1989 年にミシガン大学で取得。オハイオ州のメイフィールド神経外科施設(Mayfi eld Neurological Institute)に神経外科イラストレーション部門を設立したのち、1993 年から現職。新技術と伝統的技法を併用。ハンドワークから3D のCG 技術までを駆使して作品制作・教育を行う。
筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻 准教授
日本サイエンスビジュアリゼーション研究会(JSSV)代表。1991 年筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。2010 年科学研究費補助金により「科学者のためのサイエンスイラストレーション作成ガイド」の完成を目指している。2011年3 月、ジョンズ・ホプキンス大学医学部のArt as Applied to Medicine 専攻を訪問。
主催: 名古屋大学サイエンス・コミュニケーション推進室
高等教育研究センター
博物館、ジョンズ・ホプキンス大学 Art
as Applied to Medicine 専攻
配布資料・スライド
記録画像
ジョンズ・ホプキンス大学医学部Art as Applied to Medicine専攻 准教授David Rini氏、ジョンズ・ホプキンス大学を半年前に訪問した筑波大学芸術専攻の田中佐代子、そしてニューヨーク在住・サイエンスイラストレーターの奈良島知行氏が解説&通訳者として参加し、トークセッションを行いました。
まずはRini氏の作品紹介と解説、次に田中からジョンズ・ホプキンス大学訪問の報告、そしてArt as Applied to Medicine専攻のカリキュラム・課題作品紹介などをスライド資料をもとに行いました。その後、Rini氏にサイエンスイラストレーションやArt as Applied to Medicine専攻のことなどを、田中からインタビューさせていただきました。終始、奈良島氏がわかりやすい解説&通訳をしてくださいましたのでとても助かりました!
なごやかな雰囲気のなか、楽しいトークセッションを行いうことができました。本企画を中心になってすすめてくださいました、名古屋大学サイエンス・コミュニケーション推進室の藤吉さん、古田さん、たいへんお世話になりました。
(田中佐代子)