第34回日本分子生物学会フォーラム企画
お悩み解決!サイエンスイラスト!描く?頼む?
生命科学を説明するのに、わかりやすくインパクトのあるイラストがあると読者や聴衆の理解や興味が深まります。一般市民に伝えるアウトリーチ活動に役立つだけでなく、イメージングのように専門化・高度化が進んだ科学者間のコミュニケーションの促進にも必要です。
私たちは、「科学者のためのサイエンスイラストレーション作成ガイド」に向けて、昨年のBMB2010フォーラム「プロに学べ!魅せるサイエンスイラスト」でご協力をお願いし、アンケートを実施しました。450名を越える科学者に、作成経験、困難さ、向上したい技術、プロへの依頼希望などを、ご回答いただきました。プロサイエンスイラストレーターにもご協力いただき、価格や納期についても調査しました。
本フォーラムでは、日本サイエンスビジュアリゼーション研究会代表である筑波大学・田中佐代子からの調査結果の報告と話題提供を受け、「よりよいサイエンスイラスト作成のために、科学者は何をすればいいのか?」について、パネラー(プロのイラストレーター、自分で描けるサイエンティスト、プロへの依頼実績のあるサイエンティスト、サイエンス出版関係者)を中心に、聴衆の方々にもご参加いただき、討論したいと思います。
パネラー・話題提供者:
オーガナイザー:小林 麻己人 三輪 佳宏(筑波大学医学医療系 講師)
共催:文部科学省新学術領域研究 蛍光生体イメージ
日本サイエンスビジュアリゼーション研究会
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