「実習」環境分野:ガーデニングマイスタープログラムII

平成19年度の活動実績と今後の活動予定

ガーデニングマイスタープログラムIIコースは、本学開設の「公開講座」、「サクラソウ里親制度」と、NPO法人TUGの 「花と緑を生かした地域社会作り」をもとに、学生と市民が共に活動しながらガーデニングによる環境創生活動のあり方や問題点を 捉えてその解決方法を探ります。本コースでは、植物の遺伝的背景や栽培技術、植物と人間の関係、地域環境や花壇デザイン等に 関する知識と技術を有し、かつ実践できる人を育成します。

【第5回:夏季集中】モデルガーデンの管理方法の習得、小果樹類(ベリー類)の収穫
日時:2007年7月19(木) 10:00〜15:00 開催場所:農林技術センター/担当者:瀬古澤・半田
今回ブルーベリーに関する講義として、ブルーベリーの植え方、種類を学んだ後、果樹園で実際にブルーベリーの収穫を行い ました。収穫時にブルーベリーを摘んで、味の違いを確かめながら作業することができました。種類によって甘さも酸味も 全く異なり、品質ではブルーベリー特有の酸味が重視されます。自分たちの好みのブルーベリーを言い合ったりして大変楽しく 実習を行うことができました。果樹園全体を散策し、最後にブルーベリーの選別作業をしました。大きく て丸いもの、小さい、それ以外の三種類に分けました。ブルーベリーの選別作業は一つ一つ手で行う以外方法はありません。 こうしたことからも、ブルーベリーの値段が高いことは理解できます。お土産にもらったブルーベリーは、一般には主に ジャム作りに用いられますが、私はすべてそのまま生でいただきました。(生物資源学類3年 福永安佑子)

ブルーベリーを収穫しました

収穫した実の大きさや熟度で分けました

【第6回】モデルガーデンのメンテナンスと再設計
日時:2007年9月12日(水)13:30〜16:30 開催場所:高野台公園/担当者:瀬古澤・半田
今回の実習は高野台公園にて、市民の方々と共に秋用花壇作成を行いました。事前に花壇のデザインを考え、検討会を行った結果、 小さな子供がよく遊びに来る公園だということで、目で見て、触って楽しめる花や植物を植えることになり ました。テーマが「秋の花壇」だったので、マリーゴールド、ユーパトリウム、ニチニチソウ(赤、ピンク、白)、 コスモス(赤、白、ピンク)、様々な種類のハーブを定植しました。市民の方々と一緒に作業を行い、様々な意見交換や交流 を行う事ができ、とても有意義な実習になりました。(生物資源学類3年 三河桃子)

  

  

【第8回】園芸セラピー花壇のデザインと秋の管理
日時:2007年11月14日(水) 開催場所:松見公園/担当者:半田
今回の実習は松見公園癒しの庭にて、市民の方々とユニバーサルデザインプランターの秋冬花壇の作成を行いました。 この秋から春まで楽しめる花壇をテーマに、それぞれがデザインを考え検討した結果、色のない冬を鮮やかに彩るために紫、 白、ピンク、黄色のパンジー、ビオラ、プリムラを定植しました。また、春になると一斉に色とりどりのチューリップが 咲くように球根も植えました。留学生の方も参加されて非常に有意義で楽しい実習になりました。(生物資源学類3年 三河桃子)

  

  
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