平成18年度つくばマイスターフォーラム実施報告


平成19年2月17日

筑波大学

  筑波大学では平成18年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)「新しい課題対応型体験学習プログラムの 開発−地域連携によるマイスター育成講座への運営参加を通して−」の取り組みを、広くつくば市民に広報すると共に、 市民ニーズを吸いあげ、かつ、平成19年度の受講生を募集する目的で、平成19年2月17日に筑波大学春日キャンパスにおいて、 つくばマイスターフォーラムを開催いたしました。
  本フォーラムは、筑波大学現代GP運営委員会(生物資源学類、農林技術センター、 芸術専門学群)の主催、つくば市の共催、つくば市教育委員会の後援で開催されました。
  講演会場では、つくば市経済部長 宇都木久夫氏とつくば市東京事務所副所長 飯泉省三氏を講師に迎えて講演会が開催され、 その後、筑波大学からマイスター育成講座の成果発表ならびに概要の説明が行われました。
  マイスター育成講座は、生物資源学類と農林技術センターが行う「食と緑」の講座、芸術専門学群が行う「美と芸術」の講座の 二つに分かれており、それぞれの講座の市民受講生とインターンシップ学生が1年間の講座で学んだ成果を発表しました。
          
  宇都木久夫氏は、「つくば市の地産地消と食文化」について、飯泉省三氏は、「アートが息づくまち「つくば」を創造しよう」と それぞれ題してお話されました。
  筑波大学とつくば市は、地域振興のための協定を結んでおり、その実績を踏まえての講演でした。 こうした大学と行政の協働に、マイスター育成講座修了生の参加が期待されます。
  マイスター育成講座については、「食と緑のマイスター育成講座」と 「美と芸術のマイスター育成講座」について、講座開設の目的、講座の構成・内容、教育プログラムとの係わり、受講生に期待すること、受講申込みなどに について説明がなされ、市民からの質疑に応じました。講座概要説明の後は展示会場で市民が参加を希望するコースブースの前で担当教職員と質疑応答が 行われました。


  
  一方展示会場では、「食と緑のマイスター育成講座」と「美と芸術のマイスター育成講座」の二つの展示室を設けて、コース担当教員が市民に コース内容の説明と質疑に対応することで、コースの広報と、市民ニーズの掘り起こしを行いました。また、筑波大学芸術専門学群教員・学生による 芸術作品の展示を行いました。

  当日の参加者数は、来場者が約140名あり、講演会には約120名が参加しました。地元の有線TV局による取材、放映、各種メディアによる取材も活発に 行われ、今後の活動につくば市および地域社会の注目が集まっていることを強く感じました。
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