筑波大学附属図書館は、大学の学習・教育・研究を支える「学術情報基盤」として、中央、体育・芸術、医学、図書館情報学、大塚の5館からなる。全館を合わせた蔵書は約275万冊にのぼり、国立大学では珍しい全面開架方式を採用しているため、貴重書などを除くほぼすべての資料を、利用者が自由に手に取ることができる。土曜・日曜・祝休日も開館し、学生や研究者はもとより、卒業生や地域の人々にも広く門戸を開いた「開かれた大学図書館」を目指している点も、大きな特色である。 このプロモーションビデオ「LIFE with LIBRARY」は、本研究室の指導のもと、芸術専門学群の学生たちが制作した。テロップや言葉をあえて用いないことで、留学生をはじめ言語の壁を越えて誰にでも伝わる映像とし、見慣れた日々の風景を新鮮な視点で捉え直している。図書館のイメージと魅力を凝縮し、学内外の幅広い人々へ届けることを目指した。 映し出されるのは、特別な一日ではない。本のページをめくる手、窓辺に差し込む光、誰かが本とともに過ごすひととき——そうした何気ない日常に、そっと寄り添う図書館の姿である。