齋藤敏寿の茶室【クロージング茶会開催】

山口県立萩美術館での展示「齋藤敏寿の茶室 熔結」が11月25日で終了しました。締めくくりのお茶会を【クライマックス茶会】と銘打って行いました。亭主は萩市在住の萩焼作家兼田昌尚さん、ゲストとして茶室の展示作品について話をさせてもらいました。3回のお茶会はたくさんの参加者で茶室が作品だけの空間とは違い、活性された動きのある空気に包まれて、今回の展示の意味を深く認識することができました。兼田さんと私の器でお茶を飲んでいただき、秋の陽に照らされ茶室の場として今回の展覧会が完結したのを肌で感じることができました。テラスの作品にも触れてもらいながら、参加者の感想を聞く機会をいただき、今回の展示を無事に終えることができました。

作品を囲んで茶を楽しみました。

作品の説明をする齋藤敏寿准教授