受験生のための筑波大学説明会2022 芸術専門学群
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プロジェクトの紹介Web教員4名が展開する様々プロジェクトが存在しており、学生たちは自分の興味に応じて参加できる。場合によっては、学生側からプロジェクトを企画・立案することもある。渡 和由環境デザイン領域/准教授adpの発起人。全体オーガナイザーを務める。茨城県内各所で、元気になれる楽しい・美味しい場づくりを即興的に行う「いばらきMakeup!」、大学構内の交流施設や福利厚生施設などのリノベーション・イベント企画を行う「Tsukuba Yu」や、桜川市真壁の石匠と協働し、石の魅力を引き出す制作や展示などを行う「石匠の見世蔵」などの多数のプロジェクトを開設当初から見守ってきた。山田 協太建築デザイン領域/准教授南アジアを中心とする環インド洋世界が研究フィールドで、アジア文化に精通しており、日本のアジア料理店にも詳しい。「つながるキッチン」では食に注目し、多様な地域の料理と、それを提供する飲食店と人との触れ合いを通じて、文化によって異なるそれぞれの人の日常が、互いに混ざり合うことで生まれるくらしの新たな可能性を探求している。公式facebookページ「筑波大学芸術開設演習科目adpアート・デザインプロデュース」https://www.facebook.com/adp.artdesignproduce.tsukuba/adpでは社会に出て実際に求められる能力を実践的に学べる。課題発見・設定から、解決・表現・発表手法など全て学生が中心となって取り組む。プロジェクト依頼者である行政・企業・地域住民などと学生が直接対話・交流し、学生なりの視点で問題を掘り下げ、教員や学外協力者の助言を得ながら、独自の芸術的手法を探っていく。学生の興味に応じてプロジェクトを自由に選択でき、全学群・全学年対象の授業であるため、様々な専門性を持つ仲間と活動できる。菅野 圭祐環境デザイン領域/助教専門はまちづくり。教員自ら学生とともにまちに出て、主体的なアクションを通して都市や地域をデザインする実践的研究に取り組んできた。福島県の原発被災地や城下町・金沢を中心に、日本各地での現場経験がある。2022年度よりadpに参加。行政や市民と協力しながらまちの未来を描く新たなプロジェクトを開設予定。原 忠信ビジュアルデザイン領域/准教授adp随一のアウトドア派。自転車をエコや健康の側面だけでなく、災害時にも役立つ機動的なモビリティとして捉え、食などと掛け合わせた自転車の可能性を広げている。「PEDAL KIDS」は自転車を道具として、また、おもちゃと捉え、楽しみながら自転車活用を推進することで、地域をよりよくすることを目標に活動を行っている。adpの魅力― 26 ―

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