布田 健

ヒトと建築をデザインでつなぐ

実験・デザイン・提案を1つの流れで

布田 健

連携大学院/建築研究所|教授

我が国の少子高齢化は急速に進み、世界でも突出しています。建築人間工学の重要性は高く、その動向は世界でも注目されています。
研究室では、普段意識しない事柄に対し街のバリアフリー調査を通してその困難さを感じ、結果をプレゼンする能力、デザインと実験により問題解決する能力を養います。実験では、整備に関わったユニバーサルデザイン実験棟(国立研究開発法人 建築研究所)を用います。
また、連携大学院という仕組みを最大限活かし、他分野との連携を含め社会実装のための産官学プロジェクトの推進や、バリアフリー関連施策への提案として法的根拠となる知見のための研究を行います。
特に最近では、高齢者や障がい者の方々の災害時の避難方法や、反対に避難せずに待機する住宅のあり方など「災害時のバリアフリー」の重要性を感じます。過去に避難支援装置の開発も行いました。大学組織は、それらデザインや研究を実践しやすい場所だと感じています。

主な研究テーマ

建築人間工学の研究
バリアフリー・ユニバーサルデザインの研究
日常災害の研究
非常時のバリアフリーの研究

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