テラコッタ|Terra-cotta

テラコッタ(terra cotta)とは、イタリア語で「焼いた(cotta) 土(terra)」を意味する言葉で、世界の多くの地域で古来から行われてきた造形技法です。

筑波大学彫塑教室では、テラコッタによる彫刻制作を「テラコッタ演習」(学群)、「テラコッタ制作」(大学院)の授業で行なっています。

授業では、テラコッタ粘土を用いて、紐づくりや板づくりによる手捻りでの造形や、分割のできる石膏型に粘土を込めて形を造ります。粘土は焼成温度によっても異なる表情をみせるもので、授業では800℃程の低温焼成と1200℃程度の高温焼成を行い、素材感の表出についても探究します。

卒業・修了制作では、自身の背丈を超えた作品制作に臨む学生もいます。

◇ 関連授業
学群:テラコッタ演習
大学院:テラコッタ制作