2011年度 最終課題 3/5(月),17:00 (日本時間)まで

3月6日は発表会

最終課題 : 新しい企画とデザインの提案

課題書:
商品のカタログ数値や実地測定,調査などによって得られた情報から商品イメージ,価格,好みなどの「商品に対する評価」を予測できる可能性がある.
一方,調査によって得られる評価項目は設計目標としては必要だが,造形イメージに翻訳しなくてはならない.
そこで,最終課題では製品の感性的判断によるイメージをもとに造形イメージとデザイン仕様として捉え直しそれに基づいてデザインされた提案の価格もしくは好みを予測する.

課題:デザイン演習4Aまたはその他の課題で取り上げたテーマについて新しいデザインを開発するものとして,以下の手順に従って調査と解析に基づいた商品の提案を行いなさい.
(過去の事例にはコンビニの新しいおにぎりを調査を元にデザインした例もあった.)

  1. ターゲットの競合製品を集め,SD法の評価形容詞を用いた主成分分析の結果(第5課題)を参考に,「総合特性」以外で主成分分析を行い,競合製品の特性を把握する.
  2. 「総合特性」を従属変数として,SD法であつめた評価形容詞(総合特性以外)を説明変数として重回帰分析を行う.
  3. 主成分分析の結果から第1主成分と第2主成分を用いて形容詞のマップと競合製品のマップを作り解釈し,造形イメージ(形態的・機能的な特性の定義)に置き換える.
  4. 重回帰分析の結果と,主成分分析の結果を考察し,造形イメージを考え,新しいデザインの提案を3案以上考える.
      挑戦課題
    1. 考案した案について,いくつかの意志決定の基準を用いて客観的な価値判断を行う.評価項目には独自に設定した項目を用いても良い.(意志決定に使う,階層分析のマクロプログラムはこちら)

  5. 評価を解釈して,改善した最終案を作成して、レポートにまとめる.

  6. まとめたデータは,電子メール添付書類で下記アドレス宛に送付する.ファイルは,イラストレータまたはフリーハンド等で作成し,pict, BMP, tiff, eps, pdf, dir, dcr, swf のいずれかのフォーマットで提出する.

    注意事項:ファイル名は,学籍番号,名字(ローマ字),課題番号に拡張子を加えたモノとする.
    例:002020_yamada_final.txt
    ただし,マクロおよびウィルスの含まれていないデータとし,氏名学籍番号の記載漏れがないように注意する.

提出先 (- - - - - > tyamアットgeijutsu.tsukuba.ac.jp)
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