遊園地のユニバーサルデザイン


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ライオン庭の塀はある程度高くないと人が落ちるし,小さい子に見えないと親がだっこしたり塀の上に登ったりしてさらに危険.というわけで,塀を所々切り欠いて透明にしてある.
しかぁし!誰一人として子供はここから覗かない.
理由1:透明部分はすぐ汚れてしまい(低い=人の足が当たる),見た気がしない.
理由2:子供といえども,人の足の下から覗くのはあまり好きではない.
理由3:結局子供が動物園を楽しむためには,大人とのコミュニケーションが必要.子供だけしゃがんではおもしろくない.
ということで,機能的にはユニバーサルだが,それを使いたい人の気持ちに合っていないということ.
対して,こちらはハーグの水族館.こちらは水槽の前に幅20センチほどの段が作ってある.子供は平気でココに乗って鑑賞する.時々は親が腰掛けていたりする.係員は,魚の触り方を教えてくれたりするが,子供の興味をそぐような指導はしない.
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これはアントワープ動物園の水族館にある楽しい水槽.確かに水の下をくぐる展示は楽しいけど,こんな簡単な仕掛けでも水中気分になれる.ちなみに,Scheveningen の水族館にはこれの逆のがあった.つまり,「水槽が出っ張ってる」 アントワープ動物園の貸し出しベビーカー

つづく


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