日程

2月3日〜2月8日    卒業制作展:前期
芸術専門学群       芸術学 美術史 芸術支援学
                洋画 日本画 彫塑 書 版画

2月10日〜2月15日  卒業制作展:後期
芸術専門学群       総合造形 クラフト 構成 ビジュアルデザイン
                情報デザイン プロダクトデザイン 環境デザイン 建築デザイン

2月17日〜2月22日  修了制作展
博士前期課程芸術専攻 美術史 芸術支援学 洋画 日本画 彫塑 書 版画
               総合造形 クラフト 構成 ビジュアルデザイン
               情報デザイン プロダクトデザイン 環境デザイン 建築デザイン


2月6日13時〜     芸術学卒業論文発表会(筑波大学 大学開館特別会議室にて)

2月20日13時〜    美術史・芸術支援修士論文発表会(筑波大学 芸術学系棟B203会議室にて)


場所

茨城県つくば美術館   〒305―0031 茨城県つくば市吾妻2―8 TEL 029―856―3711
               開館時間9時30分〜17時 8日・15日・22日は15時閉館(入場は14時30分まで)


つくばエキスプレス   「つくば駅」下車A2出口より徒歩3分
JR常磐線         ひたち野うしく駅東口/荒川沖駅東口/土浦駅西口よりバス「筑波大中央」行き、
               または「つくばセンター」行き乗車「つくばセンター」下車 徒歩3分
高速バス         JR東京駅八重洲南口より「つくばセンター」ルート、つくばセンター下車 徒歩3分
               ●できるだけ公共の交通機関をご利用ください。お車の際は指定駐車場「南2」をご利用ください。

               地図


専攻紹介

芸術専門学群       芸術学

美術の、すべてのジャンルを扱うことのできる専攻があります。絵画、彫刻、デザイン、クラフト、パフォーマンス、 インスタレーション、書、古典美術も現代美術なんでも専門分野です。芸術学専攻です。もち ろん、各個人のテーマはそれぞれ絞っていく訳ですが、フィールドは美術全般。そしてその広い広いフィールド を縦横無尽に、自由闊達に駆け回るのです。…かっこいい!作品の生まれた歴史や背景を学び、 作品に反映された作者の意図を汲み取ること、美そのものについて考えることは、おそらく皆さんが考え ているよりもずっと創造的です。例えば、芸術作品散りばめて、展覧会を作り上げる学芸員の仕事が、 まるで、キャンバスに色とりどりの絵具をのせていくようであるように。芸術学専攻の学生は、あるときは 展覧会に赴き、ある時は制作系の友人たちと芸術について語り合い、そしてあるときは書物に埋もれな がら美の感動を論文に落とし込むのです。


                洋画

砲丸投げの球は最終的に職人が手で磨くという絶対的な球体は人の手によってのみ造られる。油画家は油 絵具と呼ばれる絵の具を使い支持体にのせていくことによって絵を描く。それは手作業の集積である。ビート ルズが世界を巻き込んだようにジミ・ヘンドリックスがギターを燃やしたようにブライアン・イーノがwindowsの 起動音を作曲したように私は描きたい。ファン・エイクのようにセザンヌのようにハーストのように私は描きた い。旅をするように歌うように噛みつくように私は描きたい。


                日本画

日本画は岩絵具をはじめとした独自の素材や伝統的な技術、表現方法に基づいていますが、それだけには 留まっていません。現在ではそれらを土台として、より深遠な芸術の表現として、発展、展開をしています。 芸術とは何かを常に問いかけながら自己の表現を追及しています。


                彫塑

雨ニモマケズ 風ニモマケ ズ雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナ体ヲモチ 金ハナク 決シテ奢レズ イツモ 腹ヲ空カシテイル 一日ニ学食三回ト 売店ノパント少シノオヤツヲ食ベ アラユル課題ニ 自分ノ未熟サヲ知 リ 良ク見聞キシテモ分カラズ ソシテ悩ミ 大学ノ隅ノ埃マミレノ工房デ 日々土ト戦イ 東ニ石ヲ打ツ友アレ バ 行ッテギターヲ弾イテヤリ 西ニ石膏ヲ削ル友アレバ 行ッテ換気ヲシテヤリ 南ニ木ヲ彫ル友アレバ 行 ッテ丸太ヲ支エテヤリ 北ニ鉄ヲ叩ク友アレバ 行ッテ熱イ珈琲ヲ淹レテヤリ 夏ノ塑造実習ニ汗ヲ流シ 冬ノ 作業ニ鼻水ヲ啜ル ヒトニ何ト言ワレテモ 自分ヲ信ジ ツクリ続ケル そういう日々がわたしたちの四年間で す


                書

書は、文字を素材とした芸術分野です。私たち書コースは、大学生活の中で実技だけでなく書道史や理論か ら、多様な表現方法を学びました。臨書をすることで古人の表現を取り入れ、それを自らの糧とし、その上で 新たな自分なりの表現を目標としています。本展では,四年間の集大成として、漢字臨書・仮名臨書・創作作 品の三点を展示しています。どれもが、四年間を通じて関心をもって学習してきた分野・領域を、各々の価値 観をもって制作した作品です。この先も互いに切磋琢磨し学んでいきたいと思います。ぜひ御高覧いただき、 忌憚のない御批正をお願いします。


                版画

私たち版画を専攻する者は、銅版、木版、シルクスクリーン、リトグラフなど様々な技法や材料を用いて制作 しています。版画は、ひとつの版からたくさんの部数を刷ることができますが、インクの固さ、色味の調節、圧 力の加減などによって微妙な違いが生じるため、1つとして同じものを作ることはできません。制作者は常に 期待や不安が入り混じった気持ちで刷りあがったばかりの作品と対面します。その対面の瞬間が、私たち版 画をする者にとっての喜びであったり、やりがいに繋がる時でもあるのです。まだまだ未熟な点もありますが 他の美術分野にはない版画の魅力を感じていただければ幸いです。


                総合造形

総合造形は、その視点を現代に据え、造形制作を第一の基点と しています。旧来には考えられなかった素材を使った表現が現 代では可能です。また伝統的素材であっても新しい発想と枝術 によって、これまでにない造形表現ができるようにもなりまし た。テレビやネット、印刷物などの通信・複製メディアを通し てアートを見聞きする機会も多くなり、PCや様々な機器を用い て制作する作品も増えています。さらに作品は展示の方法によ ってもその意味や表情が変化します。従って芸術作品は環境の 中の一種の精神装置であるという見方も成り立ちます。こうし た現代の美術を別々に学ぶのではなく、相互に関連づけながら 考え展開しているのが総合造形領域の特色です。「社会の鏡」 とも言われる芸術を通して、総合造形は新しいタイプの芸術家 の育成とともに、現代の造形芸術を基盤とする幅広い視野と体 験を持つ芸術教養を備えた社会人の養成を目指しています。


                クラフト

クラフト領域は、陶磁・ガラス・木工の3分野から成ります。 学群2年生から専門の授業が始まります。 それぞれの素材を知るところから始まり、素材と向き合い、その特性を活かしながらいかに自分を表現し、素材ならではの表現をどう導き出すか、日々、模索をしています。 自然素材ゆえ、素材に翻弄されることもしばしばですがそこに魅力を感じ制作をしています。 今年でまだ三期目の卒業生と、歴史の浅い領域ですがそれぞれとの素材との対話、表現をどうぞ、ご鑑賞ください。


                構成

「構成」というとなじみの無い言葉なので、名前だけでは何をやっているのかイメージしにくいと思います。 構成とは、いわば造形の基礎をなす学問です。 美術の中には彫刻や絵画、デザインなどさまざまな分野領域がありますが、その中で構成はあらゆる造形に共通して含まれている「形態」、「色彩」や「材料」などの要素について深く掘り下げ、理論と実技を通して学ぶ領域です。 地味で根気強い作業を要する領域ですが、私たち2人はこの4年間頑張ってきました。 「構成」というものを少しでもご理解いただければ幸いです。


                ビジュアルデザイン

ビジュアルデザイン領域では、視覚的手段を通じて内容を効果的に伝えることを目指しています。扱うジャンルは、イラストレーション、タイポグラフィ、印刷、写真、映像デザイン、広告デザイン、サイン計画、ダイヤグラム、エディトリアルデザイン、絵本、マンガなど、多岐にわたります。日常目に触れるものほとんどに、私たちが学ぶビジュアルデザインが存在しているといえます。 より美しく、より効果的に、より円滑に伝えるデザインとは何か。私たちはそれを常に考え、様々な理論と表現方法を学んできました。 展示されている作品は、私たちが4年間大学で学んだ成果です。ご高覧いただければ幸いです。


                情報デザイン

情報デザイン(Information Design)とは人間と物とのコミュニケーションを円滑に進めるためのインタフェースのデザインや、人間同士の新しい通信手段の提案、生活の中にあふれる無数の情報をよりユーザにわかりやすく提示するためのデザイン、あるいは情報コンテンツそのものを制作する分野です。 情報デザインの本質は「伝える」という行為を直感的にしたり効率化することで、ユーザに対しいかに情報を魅力的に提供できるかにあります。


                プロダクトデザイン

プロダクトデザイン領域は人間によって造られる道具や機器、設備等の「モノ」と人間との「関わりのありかた」を対象とするデザインの領域である。  人間は言語を操る動物であると言われるが、同時に道具を操る動物でもある。ゼムクリップからスペースステーションまで、自動車等の輸送機器、生活機器、産業機器、情報機器、家具、レジャー機器、建築設備機器等、私たちの周囲のあらゆる人工物が、プロダクトデザインの対象である。


                環境デザイン

環境デザインとは、個々のモノや空間に形を与えるというデザイン行為のみにあるのではなく、多くのモノや空間が複合して形成される環境に、それらのモノや空間を適切に位置づけ、一定の秩序を与える行為、つまり関係性のデザインというところにあるといえます。具体的には、都市デザイン、緑地デザイン、景観デザイン、内装デザインなどです。


                建築デザイン

建築をつくるということ、それは、人やものや、できごとを空間を使って関係付けることです。 いきいきとした一瞬が生まれるような空間を作るために、模型や図面を作りながら、そこを使う人たちのことをいつも考えるように心がけています。


博士前期過程芸術専攻 美術史

美術史領域では、造形芸術(美術)に関する事象を対象とし、体系的・歴史的にそれらを位置づける研究を行っています。作家個人の活動や交友関係に焦点を当てたオーソドクスな作家論だけではなく、作品が他の作家や鑑賞者に及ぼした影響について、また対象とする芸術作品の当時における受容の状況やその時代的背景についてなど、当専攻では幅広い視点からの考察を行っています。 研究分野としては主に、西洋古代美術史・西洋近世美術史・近代美術史・日本美術史の4つに分かれており、それぞれが選択した分野のなかで自らの専門性を高めています。


                芸術支援学

芸術支援領域は、人間の感性を豊かにし、社会に潤いを与える芸術の力を支えるための環境形成・支援・応用に取り組む「芸術による社会貢献者」の育成を目指して、平成19年度博士前期課程発足とともに設置された新しい領域である。専門科目としては、「芸術支援学」、「美術論」など美術館や美術に関わる理論、「美術教育内容論」「芸術教育方法史」「芸術文化政策」など芸術教育や文化政策に関わる理論等の習得とともに、筑波大学所蔵美術コレクション等を活用した展示企画に関わる授業(「芸術支援学演習」)や美術鑑賞支援活動の実際に関わる授業(「芸術学習支援論」)等を受講することができる。これら特色あるカリキュラムの履修を通して、芸術と人間の幸福や成長との関わりを考え、理論と実践の両面からの課題に取り組み、その基礎の上に、各自の研究課題を通して、新しい芸術支援のあり方を探求することを目指していく。


                洋画

洋画領域には、油彩やアクリルを中心とした絵画制作に取り組む者、様々な版種による版画作品の制作に取り組む者がいます。 私達は、前期課程の二年間で多くの技法や表現を学び、様々な経験を積むなかで、それぞれの研究を深め、独自の表現を模索してきました。二年という短い期間ではありますが、描き手一人ひとりの経験がここに展示したような多様な表現に繋がっているのだと思います。 それぞれの表現は未だ発展途上ではありますが、ご高覧いただき、ご批評賜れれば幸いです。


                日本画

日本画には、先人たちが築き上げてきた長い歴史があり、その素材や技術などは日々進化を しています。しかし、現在でも「描く」ということの根源に変わりはありません。 このたび修了を迎えた私たちは、日本画を「描く」ということ、そして同時に素材や技法を学び、 そこから各々の新たな表現の可能性を追求してきました。日々の研究の成果をご高覧いただ ければ幸いです。


                彫塑

彫刻を通して互いに切磋琢磨した8人の、2年間にわたる研究の集大成です。それぞれの想いや考えをそれぞれの素材と形に込めました。土を手で積み上げ、或は石や木をノミで削り、限られた時間と空間の中で各自の表現を探究しています。 彫刻とは空間に存在する立体の芸術です。360度ぐるりとまわってご覧下さい。作品のある空間を肌で感じるように楽しんでいただけたらと思います。 それぞれが彫刻という芸術表現を通して物体を超えた何かを模索しながら出した答えが、はたして成功なのか、失敗なのかは百年後の人たちが決めてくれるでしょう。しかし「良いか悪いか」はこの瞬間に出会った方々が決めて下さると信じております。私たちの「考え」を「感じて」いただけたら幸いです。


                書

書領域ってどんなところ? 「書についてもっと知りたい!!という強い向上心を持った人たちが集まっているところかな。」 「日本・中国の書道史だけでなく一歩踏み込んで書論を読んだり、書の真偽鑑定など専門的な知識を習得できる場ですね。」 「こうして学んだ理論をベースにそれぞれの個性・感性をプラスして作品制作に臨もうという意識が持てるようになりました。」 「ここに並ぶ作品が、同年代の仲間たちと切磋琢磨し学んだ二年間の集大成です。」 「敬請観賞。」(どうぞごゆっくりご高覧ください。) 作品からそれぞれの個性と勉強の成果を感じていただければ幸いです。


                総合造形

総合造形はその視点を現代にそえ、「社会の鏡」とも言われる芸術を通し、時代に対応できる眼を養うことをねらいとしています。そのため、20世紀の芸術を主題に取り上げ、その理論と実制作を通して芸術と社会との関わりを学びます。 総合造形は、3つの内容によって構成されています。 1、造形制作を第一の基点とする。 2、ニュー・メディアやコンピューターによる芸術の可能性を追求する。 3、場所性や環境を作品の重要な要素であるという視点を獲得する。  旧来には考えられなかった素材を使った表現が現代では可能です。また伝統素材であっても新しい発想と技術によって、これまでにない造形表現ができるようになりました。芸術作品は環境の中の一種の精神装置であるという見方も成り立ちます。こうした現代の美術を別々に学ぶのではなく、これらを相互に関連付け、隣接部分と有機的つながりを持って展開しているのも特色です。


                クラフト

クラフトはH19年度より開設された新しい領域で、木工・硝子・陶芸の3分野からなり、各素材に関する演習・実習を通じて専門的な知識、技術、造形力の習得と、ものづくりの伝統に対するしなやかな理解力を養っていきます。 有史以前から綿々と受け継がれてきた物作りの文化的背景を探求し、五感を働かせた手によるもの作りの豊かさと喜びを見直しながら各素材に対する知識と技術、感性をもって現代の生活空間に活かしうる造形表現を目指します。


                構成

構成領域では、あらゆる造形の基本的要素である色、形、テクスチャー、素材等を研究対象とし、理論と実践を通してそれぞれの特性について理解を深め、効果的な表現を目指します。  アートやデザインの分野を問わず、現代は技術の発展に伴って造形の素材や手段、使用する媒体の選択肢も拡大の一途を辿っており、表現形式も多様化しています。そうした状況下では、それぞれの造形のセオリーは一見バラバラのように見えますが、造形表現の上で欠くことの出来ない重要な部分は変わりません。  私たちは博士前期課程での2年間、平面、立体、運動造形、CGなどの実制作をとおしてそれぞれの表現特性を学びつつ、幅広い観点から造形における基本的な土台を見つめ直してきました。本展覧会出品作は、それぞれが自身のテーマに沿って研究を続け、試行錯誤しながら少しずつ積み重ねてきた研究成果の集大成です。ご高覧頂ければ幸いです。


                ビジュアルデザイン

ビジュアルデザイン領域は、内容を視覚的に訴え、美的・効果的に伝えるための各種伝達媒体に関わるデザインの高度な専門家を養成することを目標としています。一般にグラフィックデザインと呼ばれる領域とほぼ重なり、広告デザイン、環境における視覚デザインなども包括します。具体的には、イラストレーション、タイポグラフィ、印刷、写真・映像、広告デザイン、エディトリアルデザイン等を含み、CI計画、サイン計画、色彩計画、ブックデザイン、さらに絵本等についても研究しています。


                情報デザイン

情報デザインとは、情報を伝達する様々なメディアや機器、その伝達システムを対象としたデザイン領域です。情報伝達のメディアには、新聞・雑誌・放送などのマスメディア、案内誘導や情報提示のインフォメーションシステム、電話等の通信機器、コンピュータ等の電子機器、インターネットのWebサイト、ゲームやデジタルコンテンツ、様々な情報を総合的に提示する展示施設など、実に様々です。それらの設計やデザイン、また様々な機器や装置とそれらのインターフェースや操作パネル等も情報デザインの対象です。 日常生活で行なわれる情報とのコミュニケーションでは、子供からお年寄りまで分かりやすく使いやすいデザインが求められます。情報デザイン領域ではアクセシビリティ(近づきやすさ)やユーザビリティ(使いやすさ)などを学びながら分かりやすいコミュニケーションのデザインを研究しています。


                プロダクトデザイン

プロダクトデザイン領域は、機械と人間との係わりのあり方について学び、プロダクトデザイナーや指導者に求められる資質を習得することを目標としている。  デザインは人の歴史とともにあり、日用品から宇宙開発の装置まで、私たちの周辺に存在するあらゆる道具や機器類は全てプロダクトデザインの対象である。  今日、プロダクトデザインの領域は拡大し、デザイン方法論にも新たな展開が望まれている。すなわち、「なにを」「どのように」デザインするのかという問いに加えて、「なぜ」デザインをするのかが重要な課題となっている。この期待に応えるために、機器と人間とのインターフェースを感性と知性の両面から学習し、その成果を広く社会に公開している。  また、修了生には外国人も多く、それぞれ自国の教育、研究機関の中枢として活躍している。


                環境デザイン

環境デザインは、私たちを取り巻く様々な「環境」をデザインし、研究しています。人間は環境の「産物」であり、また環境も人間の「産物」です。よって、私たちが生活している「場」はすべて「環境」といえるものです。具体的には、屋内空間にはじまり、街路、広場、公園、地区、都市、地域といったあらゆるスケールの「空間」を対象としています。本年度は、“農空間”と“路地”を対象とし、研究を行いました。今日の私たちの生活を考えるきっかけになれば幸いです。


                建築デザイン

次のパラダイムの構築に向けて、各分野で真剣な取り組みがなされている現代において、筑波大学建築デザイン領域では、建築にかかわる多くの問題について各自が研究、研鑽する場を提供し、ともに考えを深めることを教育の目標としている。  現有教官の研究分野は、「計画論」「設計論」「構法論」「環境工学」が主体であり、カリキュラムもこれらの分野についての「特講」を主とし、他に「建築デザイン演習」「建築デザイン特別演習」から構成されており、建築家や教育機関での指導者として社会に貢献出来る人間の育成をめざしている。  大学における研究が、建築の具体的な場面から遠ざかり、研究と現実の間に乖離が生じる傾向があるが、本領域ではこれを避けるため、社会で活躍中の建築家や研究者による特別講義や、社会人特別選抜制度の導入により、有識者、実務経験者が進学しやすい環境を整えるなどして、研究、教育両面の活性化に力を入れている。



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