3月22日
トロント大学ミッシソーガキャンパス訪問2

次に元学科長でAMI(Association of Medical Illustrators)会長のLinda Wilson-Pauwels先生(以下、リンダ先生)の研究室を訪ねました。あいにくリンダ先生は会議で不在のようでしたが、マックスブローデルや学生のドローイング、解剖書の印刷原稿として使用されたドローイングなど、リンダ先生の研究室の棚にしまってある貴重な資料も見せてくださいました。そうしているところに、リンダ先生が帰って来られました。そしてリンダ先生も加わって、資料の説明をしていただきました。
 それから皆で別な資料室へ移動し、様々な骸骨などの標本を見た後、ニック先生が最近の修了制作をPhilipsの液晶モニタで見せてくださいました。アニメーション作品他、とてもクオリティが高いと思いました。

[奈良島氏による解説]
この解剖書ですが・・”Grant's Atlas of Anatomy”(初版1943現12版)です。当時、新教育で(編集)Grant Methodと呼ばれる新解剖学の教科書。トロント大、Dr.J.C.B.Grant(英・1930からトロント大〜56年退官)の著書で、この本製作にに関係する標本も原画もトロント大やBMCが所蔵で、Grant Anatomy Museumを学内に持つ。

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ドローイング資料を皆で見ているところ。左からニック先生、デイブ先生、リンダ先生、Shizukaさん、奈良島氏。
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解剖書とその原画。
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棚の中には骸骨がいっぱい。