3月22日
トロント大学ミッシソーガキャンパス訪問1

デイブ先生の運転する車で、市内のホテルからトロント大学BMCがあるミッソーガキャンパスまで約30分くらいでした。奈良島氏、Shizukaさんも一緒です。崖の下に川が流れていたりして、とても自然の豊かな所でした。
 まずは学科長Nicholas Woolridge先生(以下、ニック先生)の研究室を訪ねました。カリキュラムの話の他、最近の修了生の就職先など、ざっくばらんにお話いただきました。入学してくる学生はほとんどがサイエンスの学部を卒業しているということです。また2年次に行う修了制作はメディアデザインと、ビジュアリゼーションという二つの領域に一応分かれるそうです。最近の修了生の就職先としては後でも紹介する、Sick Kidsという子供の健康や医療に関するビジュアルを制作してる会社を紹介してくださいました。ちなみにトロント大学BMCの特徴としては1学年の学生定員が16人で、6人程度のジョンホズホプキンス大学などに比べると大所帯です。カナダにあるいくつかの大学のサイエンスイラストレーション教育プログラムをトロントに集約した結果、このようになったそうです。
 次にニック先生の案内で、教室へ移動し、MC1年生のコンピュータ演習のような授業を見学させていただきました。みなMacintoshに向かって黙々と作業していました。その教室の壁にはこれまでの学生作品が掲示されていました。 いずれもハイクオリティでした。

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トロント大学ミッソーガキャンパス。右の黒い建物がBMCの校舎。左は建設中でやはりBMCの校舎。
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ニック先生の研究室を訪問しました。右が学科長のニック先生。左は筆者。(撮影:デイブ先生)
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コンピュータ演習ルーム。Macintoshがずらり。
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コンピュータ演習ルームの壁に掲示されていた学生作品。