このページは,1996年,宇都宮大学在職時にロンドン・ローハンプトン大学レイチェル・メイソン教授を日本学術振興会外国人招へい研究者として2か月間招き,共同研究を進めた際の記録の一つとして作成したものです。
特別講演「国際的視点から見た多文化主義の美術教育」
1996年11月11日、宇都宮大学教育学部において、美術科主催の特別講演会が、ロンドン・ローハンプトン大学よりレイチェル・メイソン教授を迎えて開催されました。このページでは、教授の許可を得て、講演内容の一部を紹介します。
レイチェル・メイソン教授について
哲学博士
ロンドン・ローハンプトン大学教授
国際美術教育学会元副会長
英国美術・デザイン教育学会元会長
日英共同研究「教育における工芸遺産の継承」プロジェクト・リーダー
日本学術振興会外国人招へい研究者として、1996年10月から11月の間、宇都宮大学にて研究
特別講演より
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はじめに
現代のファイン・アートにおける、「相違の政治」
西洋の民主主義社会における多文化主義の美術教育
統合主義
多元主義
反人種差別主義
人権
文化的に異なる生徒を教える
多文化主義の美術教育に関するそのほかのモデル
文化的アイデンティティの回復
新しい文化的アイデンティティの創造
国際化
結論
Copyright (c) Rachel Mason, 1996