研究室紹介

 

 この研究室は世界各地の建築・都市とその歴史に関わる研究活動・国際交流を行っています。小さな研究室ですが、活動は広範囲で、国内外の研究者との交流も活発、多彩です。メンバーの研究領域は、古代末期から現代の世界遺産指定都市まで、広い範囲に及んでいます。(研究活動のページ参照。)

 本研究室における研究の目的は、歴史的建築物の現況、意義、造形美、保存の必要性を、その建築物が置かれた文化的、歴史的、社会的、政治的、経済的状況の中で考察し、明示することです。このため、建築表現に関わる各種の図面作成能力はもちろんですが、特に日本語、および普遍性のある外国語で研究成果を適切・正確に記述する高い能力が要求されます。学生には、建築学一般に加え、歴史と語学に関する知識と意欲が求められます。また、海外での研究活動が多いので、体力と行動力も必要です。

 これまでに行ったもっとも大きなプロジェクトは、国内8機関およびイタリアの研究者と共同で行っているハギア・ソフィア学術調査です。毎年夏から秋にかけて、研究室全体が現地イスタンブールに移動し、帰国後は、やはり全員で調査結果の整理を進めます。

 研究成果は、当然、社会的に還元されなければなりません。研究成果の公表と、研究を通じた社会貢献も大きな目標の一つですが、このためにも、専門家だけが理解できる特殊な表現ではなく、より普遍的なメディアと表現で成果を公開していきます。

 研究成果の社会貢献に関して、本研究室では特に、修復と保全を重視しています。ICOMOS(記念物と史跡に関する国際委員会)に関わる活動も、積極的に行っています。

 

 

  2003年度の行事予定

 

49日〜11日      奈良文化財研究所見学

 

●8月28−29日   筑波大学文化財保存科学セミナー

 

●10月25日        日伊大理石セミナー

 

●10月27〜29日    世界遺産学国際シンポジウム

 

 

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