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五彩喜報三元図盤 ごさい きほうさんげんず ばん

制作時代:清時代・康煕年間(1662-1722)
窯名:景徳鎮窯
員数:1
寸法(高×口径×底径):2.3 × 25.3 × 16.4cm
銘・箱書き:「大清康煕年製」銘
所蔵番号:2005-CC-IS025
展覧会歴:「駆け抜けた十年:千秋庭創立10周年記念展覧会」クレッセントハウス(東京・芝公園)  2006年11月22日-23日;「茨城県近代美術館+筑波大学所蔵 石井コレクション展」茨城県つくば美術館 2007年10月5日-28日 cat. 50; 「筑波大学所蔵 石井コレクション 東洋陶磁の華 —明・清・朝鮮・有田を中心に」茨城県陶芸美術館 2011年4月28日-6月19日 cat. 34。
備考:「ふしぎ!たのしい!ゲンダイトーゲイ -親子でめぐる やきもの図鑑」茨城県陶芸美術館 2012年7月21日-9月23日 「タッチ&トーク」貸出作品

解説 :
五彩とは赤、黄、緑、紫、黒など各色で文様をつけた陶磁器のことで、日本での通称は「色絵」。本作は、清時代を代表する名君である康煕帝の還暦(1713年)を祝して製作された一枚と考えられる。皿の厚さはごく薄く、釉薬をかける前に雲龍文が彫られた痕がみえ、それがうっすらとした地模様となっている。桃の枝にとまるカササギのようすは控えめな色調で彩られている。皿の縁には、文様化された百匹のコウモリが濃厚な赤色で表されている。コウモリ(蝙蝠)は、その「蝠」の字が「福」と同じ音を持つことにより、吉祥を意味する。裏面に「大清康煕年製」との銘をもつ本作は、康熙帝時代の五彩の精華ともいえる秀作である。